Toruトップ >  歴史メニュー 
2020年(令和2年)4月10日(金)
ホクレンロビー 二宮尊徳翁碑など

 札幌であいさつ回りをしていて、ホクレンビルの1Fに二宮尊徳翁碑があった。昨年11月に建てられたものらしい。二宮尊徳をとても尊敬しているので、転載させていただく、
 
【転載はじめ】
二宮尊徳翁
寄贈者 岳野温恭・正江(北海道中川郡豊頃町二宮22-2)
像・台座政策 兜ス和合金(富山県高岡市)
揮毫 小林篤一(北海道報徳社二代社長)

由緒書

北海道開拓史乃至協同組合の歩みと報徳の教えは関係深い。
寄贈者、武野温恭氏は尊徳翁の直系尊親等が開拓した豊頃町にて農業を営む開拓移住者の三代目に当たる。報徳の教える相互扶助と協同精神が発揮され、力強い農業と豊かな農村の実現を願い、二宮尊徳翁を北海道報徳社に寄贈することを申し出られた。
北海道報徳社は寄贈された武野夫妻に深い敬意と謝意を捧げるとともに、一円融合生々発展と協同組合運動の拡充を祈念して本像を設置する。
(本像の原型は日光市今市報徳二宮神社にある。宮司武内節史氏の許しを得て制作したことを付記する。)
令和元年十一月十八日 一般財団法人北海道報徳社社長 飛田稔章
【転載終了】

 北海道新聞「朝の食卓」に札幌のデザイナー:橋本亜矢さんのコラムが載っていた。二宮尊徳のことにも触れており、偶然の一致と感じ、一部転載させていただく。
【転載はじめ】
 コロナウイルスで人の動きを止めねばならず、コンサートや芝居を開催できない人たちや飲食店の人たちの生活が危ぶまれている。経済と命は直結している。今後、私たちは経済のあり方を考える分岐点に立たされることになる。この状況をただの災厄と考えるだけでなく、本当の意味で「人にも地球にもやさしい」世の中を再構築するチャンスにも思える。皮肉なことに人の動きが止まったことで大気汚染が解消され、オゾン層も回復。驚くべき速度で地球環境が改善されていると聞く。道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言であるという二宮尊徳の言葉をいまこそ見つめなおしたい。これからは損得より尊徳だ。
【転載終了】
 
 
 
 
 

歴史メニューに戻る