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令和5年(2023)3月19日(日)

宇都宮城(栃木県宇都宮市)
 
 日光街道を小山宿から宇都宮宿から歩いたが、その後宇都宮城を訪問してみた。大東亜戦争で破壊されてしまったが、再建されて、市民の憩いの場となっている。

【宇都宮城】
・城 跡 名:宇都宮城(亀ヶ岡城)
・所 在 地:栃木県宇都宮市本丸町
・創建年代:平安時代末期
・築城主:藤原秀郷または藤原宗円
・改修者:本田正純
・主な城主:宇都宮氏、本田氏、奥平氏、戸田氏
・主な遺構:石垣、土塁
・再建物:清明台櫓、富士見櫓、土塁・堀、土塀

平安時代に藤原宗円が二荒山の南に居館を構えたのが初めである。近世・江戸時代に改修され、輪郭と梯郭形式を合わせた土塁作りの平城であった。本多正純の頃には天守があったといわれているが、清明台櫓を事実上の天守としていた。また、徳川将軍の日光東照宮参拝の際に将軍の宿泊施設として利用された。 明治初頭の戊辰戦争の際に焼失し、第2次世界大戦後に都市開発が行われたため、遺構はほとんど残っていないが、本丸の一部の土塁が現存し、本丸の土塁、堀が外観復元、建物(清明台、富士見櫓、土塀)が木造で復元され、宇都宮城址公園として一般に公開されている。今後、本丸御成御殿、本丸清水門、本丸伊賀門を復元する計画がある。

      
   
 
 
 
   
   
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