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納沙布岬〜オホーツク海側〜根室市明治町
(ヒリカヲタチャシ跡、サツコタンチャシ跡)

 平成31年1月14日(月祝) 24.2km 3時間15分(9時半出発)
 
 昨日に続き2日連続で、納沙布岬ランニング。昨日は根室市から納沙布岬までのランニング。しかし昨日は、バスの出発時間に間に合わせるために急いで走り、チャシ跡を訪問できなかったので、今日は逆にバスで納沙布岬まで行き、そこから帰ってきて、チャシ跡を訪問することに。ノツカマフチャシとヲンネモトチャシはもう訪問済なので、その他のマイナーなチャシ跡が本日の目標である。特にトーサムポロ湖近辺に数か所あり、そこが目的地だ。
 昨日は、北風が強く寒かったが、今日は最高気温はー3℃程度で、風も昨日よりも弱く、ランニング日和である。
 納沙布岬に12時頃にバスで到着し、早速走り始める。しかし、岬に到着すると雪模様。半島の天気は読めないと思いながら、今日は岬の灯台から走り始めることにする。
 5km程度進むと、トーサムポロ湖である。最初の訪問地はトウシャム1号・2号チャシに行こうと思ったが、道路から数百メートル以上離れており、笹藪が濃いのと、途中沢を横断する必要がありそうなので、断念する。
 その道路の向かい側に、ヒリカヲタチャシ跡の標柱がトーサムポロ漁港の横の高台に見えた。急傾斜の笹の斜面を登るとヒリカヲタチャシ跡はあった。
 標柱から転載すると、「当チャシ跡は、舌状台地上に長さ40mの弧状の濠がめぐらされています。トーサムポロ湖周辺には、他にトウシャム1号・2号チャシ跡などがあります。」
 このチャシはトーサムポロ湖と漁港の眺めが良い場所に立っている。濠もそれなりに深く残っている。

 ヒリカヲタチャシ跡を後にして、走り始める。この近くにはコンブウシムイチャシ跡もあるが、道路から海岸に1km近くあるので、ここはまたにして走り始める。しばらく走り始めると豊里地区の会館の向こうの海岸に標柱が見える。根室市の文化財マップで確認するとサンコタンチャシ跡である。コンブ干し場の横をお邪魔して通り、海岸にたどり着くと、そのチャシはあった。標柱の説明によると「当チャシは濠がL字型にめぐらされており、濠内部はやや高く平坦になっています。近くに二か所竪穴と考えられる窪地がありますが、チャシとの関係は不明です」。ここのチャシは海に突き出ており、説明板にもあるように、竪穴らしき大きな窪地もはっきりあった。

 2つのチャシを後にして、根室市まで走って帰る。後半は晴れて素晴らしい天気であった。 

   
   
   
   
   
   
   
   
   
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