Toruトップ  >マラニック  >史跡 
根室市明治町〜(道道根室浜中釧路線)〜西和田〜(国道44号線)〜明治町
二ランケウシ1・2・3号チャシ、ヲーナイ1・2号チャシ、チヤルコロフイナ1・2号チャシ

 平成31年3月9日(土) 23.4km 3時間分
 
 今週は飲み会が多く、平日はろくに走れなかったので、今日も20km以上を走ることに。今日の目的地は西和田から国道に出て、チャシ跡3か所をはしごすることである。特に穂香の国道から離れているヲーナイチャシ跡をはじめて訪問する。
 走り始めると天気が良いが、西風で向かい風である。しかし気温が比較的高いので快適に走ることができる。西和田の交差点から右折し、国道44号線に向かい、国道に出ると、チヤルコロフイナチャシ群に到着。その後、穂香の海岸線沿いのヲーナイチャシ群、二ランケウシチャシ群を訪問。

【チヤルコロフイナ1・2号チャシ】
・所 在 地:北海道根室市温根沼
・形  態:面崖式
・主な遺構:空壕:コの字状(1号)、コの字状連郭(2号)
 ここには古くてくすんでいるが、大きい説明板がある。ここは昨年の6月に訪問しているが、笹が生えていて濠がよくわからなかったが、この季節は笹がなく、しかも濠には雪が残っているので、さらにわかりやすい。グーグルマップの航空写真で確認してみても、濠がくっきりわかる。
グーグルマップ(チヤルコロフイナチャシ)

【ヲーナイ1・2号チャシ】
・所在地:根室市穂香
・形態:面崖式
・主な遺構:コの字状の濠が2条並んでいる
 ここは、根室市に向かって穂香の集落の手前の牧草地の奥にあり、遠くに白い標柱が見える。牧草地を横断するのはダメなので、シロカラモイ岬に向かうダート道から笹原をしばらく歩くとそのチャシはあった。標柱の説明には「当チャシ跡は根室湾に面する海岸台地上にあり、1号・2号チャシ跡は非常に近接していることから、同一のチャシの可能性があり、濠はコの字状に掘られて一部に土橋(ルイカ)がみられる」と書いてあった。実際にチャシ間の間の海に近い方に行くと濠が切れて、本当に土橋があった。
グーグルマップ(ヲーナイチャシ)


【二ランケウシ1・2・3号チャシ】
・所在地:根室市穂香
・形態:面崖式
・主な遺構:空濠:半円状(1号)、コの字状連郭(2・3号)
 ここも昨年6月に訪問しているが、3号しか確認できなかった。ここは国道沿いにあるので、3号を国道から写真を撮る。やはり夏場と違って、濠がしっかり見える。次の目的地はレストラン「ルピナス」の裏にある、1・2号の標柱だ。標柱の説明板には「1号は海岸台地上に濠がコの字状、2号は1号の西に位置し濠がヨの字状にめぐらされていました。現在は牧草地です。わずかに濠があった地が落ち込んでいます」と書いてある。ネットで調べるとここは2号だそうで、1号はよくわからないという。
グーグルマップ(二ランケウシ) 
 チヤルコロフイナ1・2号チャシ
   
   
   
   
 ヲーナイ1・2号チャシ
   
   
 二ランケウシ1・2・3号チャシ
   
   
マラニックに戻る