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根室市 【アフラモイチャシ跡、ニノウシチャシ跡】
落石駅〜落石半島(アフラモイチャシ跡、落石岬、ニノウシチャシ跡)〜道道根室浜中釧路線)〜根室市

 平成31年3月31日(日) k34.0m  4時間39分
 
 今日は落石の二つのチャシ跡を訪問して、根室に走って帰ってこようと決めていた。
 さらに職場の後輩も付き合ってくれるというので心強い。8時24発の根室発釧路行きのJRに乗ろうとすると、なんとその列車はルパン三世号ではないか。自分は鉄チャンではないが、心ときめく。内装も通常の列車よりも若干立派である。
 落石にあっていう間に到着。8時50分頃に落石駅を出発し、落石半島に向かう。半島に入り、落石無線送信所跡と池田良二氏のアトリエのところを右折する。途中コンクリートの物体があり、あとでネットで調べると昔の無線のアンテナのアンカーではないかという。また、長距離にわたり土盛りがある。これも太平洋戦争時代の塹壕跡ではないかと推察する。
 しばらく歩き岬の前の半島のところがアフラモイチャシ跡のはず。昨年の春に来た時は見つけることができなかった。今回も地図とにらめっこしながら向かうが中々見つからない。しかし、同行の後輩がすぐに見つけてくれた。ここは地図上の小半島ではなく、その少し岬側の小さい舌状の半島であったのだ。

【アフラモイチャシ跡】
最寄地:北海道根室市落石
方 式:丘先式
主な遺溝:空堀:弧状一条
マップコード:423 001 396*45
標柱の記載:当チャシは跡は落石岬の断崖上に位置し、遠くは霧多布方面まで見通しのきく場所にあり、濠の形は海に突き出た台地の付け根部分を一本の濠が走っています。

 次に落石岬と落石灯台を経由してから、落石半島の東側のニノウシチャシ跡に向かう。地図上から推測するに、崖の上の電波塔近辺と思ったがそこには標柱が見当たらない。またしても後輩の若者が、当該地の少し南側のこれまた小さな台地上のところに標柱を見つける。

【ニノウシチャシ跡】
最寄地:北海道根室市落石
方 式:丘先式

主な遺溝:空堀:弧状一条
マップコード:423 001 749*77
標柱の記載:当チャシ跡は、根室半島チャシ群の中でも数少ない太平洋に面したチャシ跡です。小規模で見晴らしの良いチャシ跡なので、見張り用か祭りの場かもしれません。

 落石半島を1周し、二つのチャシ跡を訪問し、落石駅に帰ると12kmで2時間も行動していた。後輩は疲れたので、落石からまたJRで帰るというので、自分はそこからチンタラ走って根室市まで走って帰った。

   
   
  
   
   
 
   
 
   
   
   
   
   
  
 
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