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令和4年(2022)11月20日(日) 

 家〜道庁〜宮部記念緑地〜家

約8km 1時間30分

 休日出勤しようと思って、走って職場に行ったが、停電で電気が使えず、ただ単に家と職場の往復ランになってしまった。帰りのランがてら北6条西13丁目にある「宮部記念緑地」を訪問することにした。緑地は周囲をマンションに囲まれ、樹木が残され、オアシスのようになっている。緑地内にある短い石の柱のようなものは、宮部宅の柱があった場所だろうか。植物学の大家の宮部先生がここに住んでいたと思うと感動。

【説明板】
この公園は、北方植物の世界的権威として内外に優れた業績を遺された故、宮部金吾博士を記念して、その住居跡地を札幌市が取得し、都市緑地として整備したものです。
 宮部博士は万延元年(1860年)江戸下谷で生まれ、札幌農学校を卒業、ハーバード大学に留学し菌類学を専攻するかたわら千島植物史を編集出版、一躍世に知られるところとなりました。帰国後は札幌農学校の教授となり、明治32年、その創設に尽力された付属植物園の初代園長となりました。昭和2年、退官と同時に北海道帝国大学名誉教授の称号を贈られ、昭和21年文化勲章を受章、昭和24年には札幌市名誉市民の第一号となりましたが、昭和26年3月、惜しまれつつ91才で永眠されました。
 整備にあたっては、宮部博士がこの土地に移り住んだ大正末期の札幌市の街並や川の流れを舗装の模様と水路で表現したほか、クロビイタヤ、オオバボダイジュをはじめとする宮部博士ゆかりの樹木を残すように配慮しました。
  
 
 
 
 
 
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