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雄阿寒岳(1,371m

2008年5月3日(土)  単独
  06:23  登山口
  08:21  五合目
  08:53  八合目
  09:06  頂 上(登りの所要時間 2時間43分)
  09:15  頂上出発
  11:25  登山口(下りの所要時間 2時間10分)
      

 ゴールデンウィークの我が家の恒例行事は、弟子屈町和琴半島のカミサンの実家の別荘に滞在することである。
 自分は、お許しをもらい、一日は山に行くことにしており、一昨年は藻琴山、去年は摩周岳、今年は雄阿寒岳にすることにした。
 朝5時に起きて、別荘を出発する。天気予報は曇りで、弟子屈町周辺は曇っている。しかし、阿寒国道を行き、峠を過ぎると、晴れであり、目指す雄阿寒岳がくっきり見えている。↓
 今年は暖かいせいか、雪はほとんど見えない。地球温暖化が深刻だ。

 それはさておき、登山口に到着。自分の他に車が一台いるだけだ。
 登山靴を履いて、出発。
        
↑さて、出発であるが、熊が若干心配だが、鈴を忘れてしまった。しかし、空手の大会で使う笛が鞄にあったので、それを首に掛けて、さらに鉈を持って出発する。歩き始めるとすぐに太郎湖の脇を歩く。一人、が釣りをしている。さっきの車の人だ。ということはこれから向かう山では自分一人だ。見通しがきかないところで笛を吹きながら歩く。
↑針葉樹の樹林帯の中を歩いていく。一カ所だけ、紫のきれいな花が咲いていた。
 ○合目の看板が出るが、間隔が非常に長い。特に四合目から五合目までの傾斜がきつくしんどかった。それにしても、四合目で半分以上クリア、五合目で8割クリアって変でないか。しかしながら、頂上まで5,000mに始まり、500m刻みで看板があり、励みになった。
 五合目に近くなるとハイマツ帯になり、傾斜が急に緩くなり、阿寒湖が見え始める。
↑五号目以降、高原歩き状態である。やっと、ピークが見えてきた。
↑八号目に、昭和19年から21年にあった気象観測所の跡地がある。昔の人はどのような気持ちでここに滞在していたのだろうか。
↓ 八号目から頂上まで、火口を巻いて登っていく。あっというまに頂上である。
 風が強いが、阿寒湖、雌阿寒岳、釧路湿原は雲の下、パンケトー・ペンケトー、網走の山並みも見える。
 頂上は風が強いため、水を飲んで、チョコだけを食べて早々に下山。 
↑火口 ↑偽ピーク
↑下山途中で、飛行機がすぐ上空を飛んできた。ジェット機である。多分女満別空港当たりに行くのであろう。降りる途中でやっと、人にあった。1グループ目はご夫婦で五合目当たり、もう1グループは登山口近くで若い女の人と犬である。犬の足は軽やかだった。昼食は降りて、登山口の近くの船着き場でお湯を沸かして、カップラーメンとおにぎりである。
 登りで気づかなかったのだが、看板があり、登りは3時間20分と書いてある。自分は3時間を切ったので若干早かったが、結構辛い山行であった。

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