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盤渓山(604m)

平成22年2月11日(木)・単独

駐車場   13:39
頂上    14:21
駐車場  14:55
 

 先週子どもと、チャレンジして途中断念したので、今日は再チャレンジ。
 今度の日曜日に、札幌国際スキーマラソンを控えているので、心肺トレーニングも兼ねて走って登ることに。
 以前来たのは、2008年3月の快晴であったが、今回は少し曇り気味だが仕方ない。
 踏み後はシッカリしていて、小走りで走る。
 頂上近くに、薪を積んだようなもの、又は、小屋のようなものがある。人が出入りしている様子はない。一体、何なのだろう。
 そうこうしているうちに、40分程度であっというまに頂上に到着。
 頂上からの眺めはもやっていてあまりよくないが、少し札幌市街が見える。
 あっというまに山登りが終わったので、体力づくりのために、妙福寺まで、坂道ダッシュで走ることに。2分×8セットやりました。結構きつかった。
 お寺に来ると、法龍水という看板が目に入り、小さなお堂があり、拝んでから中をのぞくと水がチョロチョロ流れていました。
 以下の文章はネットで、ひろった妙福寺と法龍水の由来です。
盤渓山“妙福寺”
日蓮宗 創立:昭和元年8月 住職:岩佐光隆師(三代目)

 盤渓道路から七曲の山坂道を歩くこと30〜40分、標高450mの山間の木立に囲まれた場所に上記“盤渓山:妙福寺”があります。
 応対していただいた三代目 岩佐住職にお話を聞きました。当寺は開基一代目・二代目住職は尼さんで“盤渓の尼寺”としてスタート。昭和元年(83年前)創立:麓の盤渓市民も40戸程度であり、最初は檀家寺でなく、信者の参拝寺との由。参拝者は当時、市内より(交通手段なし)徒歩で幌見峠を越え、さらに盤渓山を登り参拝。片道でも半日をこす道程。現在は、参道も自動車道として整備され、周辺は四季を通じてレジャー・散策等のスポットとして親しまれています。

【建設の辛苦:大正14年〜昭和元年】
 中ノ沢上流にある原木をいかにして山間地に搬入し製材して建設に役立てるか苦難の大事業です。
 建設現場から中ノ沢上流に至る林道を開削し、時には3mを超す積雪のある山道を地元、我満氏達4〜5人の人力で原木を1本、1本綱で引き上げていく作業を何百回と繰り返したそうです。住職自ら、麓に通じる天嶮の悪路を畳、建具等を背負い先頭に立って夜、昼となく往復したそうです。

【寺宝 御霊石】
 初代住職が尼僧になる前(明治44年) 霊石を入手(豊平川より)
 取得された石を夕日にかざすと、光明が石を透過して赤々と燃え立つ中に、あたかも僧侶の合掌して立つ毅然たる姿が墨絵の如く浮き出して見えたとのこと。創立以来、これを【御霊石】として奉り毎年5月29日と9月29日は御霊石を開示して参拝する「大祭」を催しています。

【法龍水】
 龍は古来から水の神、雨の神として信仰されてきました。二代目住職が交霊のなかから告げられた寺内の地から湧出した霊水。冷泉を“法龍水”と銘名し、信者・地域の人々も病の快癒をもたらしたとの。当住職は「この水は薬ではありません、飲まれる方々のお気持ちですから」とおっしゃいます。盤渓の山は定山渓から続く地層のため、温泉の成分が湧水にふくまれているとのこと。さらに盤渓一帯は薬草の宝庫とも見られ、それらの成分が水質に影響をもたらしているのではとのこと。

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