Toruトップ >  登山メニュー  > マラニック >歴史のページ 

突哨山チャシ、三角点(232m)、突哨山(239m)、村上山

令和3年4月10日(土)      
男山自然公園駐車場〜突哨山チャシ〜祠〜突哨山〜村上山〜駐車場

10.4q、1時間48分

 吉方の旭川散策ランニングへ。今日は旭川市と比布町の境にある突哨山チャシと突哨山を走ることにする。
 朝、タイヤ交換をして8時に出発。10時半頃に国道40号線の比布トンネル手前の駐車場に車を停める。まず向かうのが男山自然公園の先端にある突哨山チャシだ。車道を登っていくとかつて栄えていた男山自然公園の遊具や建物が残っている。岬上の先端に向かうが、チャシのような壕などはみつからなかった。以下は、散策後に川べりから移した写真とともに、チャシの詳細を記載させていただく。

【突哨山チャシ】
・城 跡 名:突哨山チャシ
・所 在 地:北海道旭川市東山
        マップコート:79 625 823*38
・創建年代:不明
・創 建 者:不明
・形  態:丘先式
・主な遺構:壕:周壕1条
・標高:220m、比高80m
・説明板:なし
・伝説:「アイヌ伝承と砦(宇田川洋)」
 昔洪水があった時に、この山の頂に網を張ったぐらい乾いたところがあって、そこに逃げた人々が助かったという噂があり、アイヌはtusshoをtus-so(綱・床)の意に解している。樺太ではこの語は海岸の絶壁にある洞窟を意味しているが、本来は絶壁そのものをさす語で、tus-soはtuk-so(突き出た壁)の転化と考えられる。いずれにしても、本来この山はアイヌの「チノミシリ」(われら祭る山)の一つで、古くからその頂に祭り場があったと思われる。

 チャシの先端を後にして突哨山の方に向かうと、小高い頂に祠がある。「福地来」と書いておりネットで由来等を探すがよくわからない。
 少し藪を漕ぐと散策路に出た。突哨山という看板の方に走っていくとだんだん高度をさげて登山口に付いてしまった。看板は正しくは「突哨山口」だったのだ。しかし、散策マップを手に入れたのでよしとしよう。
 また登り返して三角点に到着。三角点には岩があるが展望はない。そこからまた稜線沿いを歩くと突哨山山頂に到着した。看板も設置されているが、展望はない。この辺から残雪が多くなってきた。踏み跡を外すと迷いそうだ。ピンクテープと散策路上にある数字の看板が頼りだ。カタクリルートから村上山公園への道の方に入り込むと踏み跡はほぼなくなった。しばらく走り村上山が近づくにつれ展望も良くなった。森林を出ると原っぱでその向こうに展望台がある村上山が見えた。
 村上山に到着したが、車道も設置されており、拍子抜けする。そこから車道を通り、旭川刑務所の横などを通って駐車場に走って帰った。
  
  
 
   
   
   
   
 
   
 
  
 
 
 
 

登山メニューに戻る