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2008年(平成20)年11月23日(日)
根室フットパス(別当賀パス)
出発:別当賀駅11:55→海岸12:35→駅13:20   
 今回の旅の主目的である。根室フットパスに行くことに。当初のコースでは、厚床駅に車を置いて、JRで別当賀に移動してから、別当賀パス、初田牛パス、厚床パスを通るコースを検討していたが、伊藤牧場に電話を掛けて聞いたところ、別当賀の海岸から西は地権者との関係や貴重な植物の盗掘のおそれがあるので、禁止だという。
 
 そこで、別当賀パスと厚床パスをそれぞれ単発で挑戦することにした。
 しかし、当日の朝、三男が水疱瘡になり、弟子屈の病院にかかったあと、10時頃和琴半島を出発。やはり根室半島は遠い。途中、昔の勤務していたので、懐かしんでとおる。途中に開発局のバイオガスのプラントがあった。金食い虫め。
 それはおいておいて、最初は根室市に近い方の別当賀パスに向かう。別当賀の駅は見つかったのだが、鍵を借りる馬場牧場が見つからない。少し来るまでうろうろしていると普通の酪農家の施設が見つかる。馬場牧場だ。家の前におばさんに聞くと息子がやっているのでわからないという。牛舎に行ってみると息子さんがいて、パンフ代200円と鍵を借りる。熊はいるかと聞くと、昼は寝ているから大丈夫だという。また、寒くなったので、人は入っていないと言う。少し心配だが、熊よけの鈴をつけて別当賀駅から出発。
 別当賀駅から寂しい集落の小道を通り過ぎる。昔寺があった跡というお地蔵さんの横を通る。また育成牛が放牧されている。しばらく、牧草地の小道を歩くとシラカバ林に入る。今は葉っぱがなく見通しは聞くが、夏はうっそうとしているだろう。
 林を抜けると、少し開けてゲートがある。鍵は無くても通れそうだが、バラセンで覆ってあるので、鍵を使って通る。日本野鳥の会野鳥保護区の看板もある。景色がよくなってきた。馬の糞と足跡があるが、馬はいない。次のゲートを通ると、牧草の丘陵地と海が見えてくる。素晴らしい眺めだ。牧草地内には迷わないようにAB−MOBITの杭がうってあり、向かう矢印が書いてある。
 海が近くなると、牧場跡が見えてくる。パンフレットによると旧馬場牧場跡だという。昭和初期から三代が半農半漁で暮らしていて、現四代目が五歳の時に現在地に移ったという。
 海岸は素晴らしい景色だ。落石の方も浜中方面の方もくっきり見える。海岸でバナナを食べて水を飲んでから早々に出発。少し西側の湿原の方から回って帰る。
  向かうと湖沼群が見える素晴らしい景色だ。そこから回り込んで牧草地に戻る。お台馬場というモニュメントが残っている。直ぐに帰りの道に合流し、1時間強の小走りだったが、素晴らしい景色に出会えた。

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