| ■ 基本（手技） | ||||
| 番号 | 名称(手順) | 基本の態様、注意事項 | ||
| − | 三戦立ち | ・拳の高さなど三戦立ちの注意事項、重心の位置を意識 | ||
| １ | 正拳中段突き | ・正拳で水月を突く。引き手をしっかり引くよう注意（手技の基本では、以下同様） ・引き手と突きの一体感、腰の入れなど、正中線の軸の回転を 意識する。突く時に肩を入れすぎない。（以下、突きでは同 様。） ・人差し指と中指の正拳を確実に当てる意識を持つ ・正拳の軌道を意識（直線的かどうか） |
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| ２ | 正拳上段突き | ・正拳で人中を突く | ||
| ３ | 裏拳顔面打ち | ・裏拳で人中を突く ・拳で人中を防御し、両肘が開きすぎないようにする ・裏拳は特にスピード、突いた後の引きを意識（以下裏拳同様） ・裏拳は、当たる直前に手首のスナップを効かす意識（ 〃 ） ・突かない方の拳・腕を動かさない |
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| ４ | 裏拳左右打ち | ・肘を軸に上腕を左右に回して、裏拳で左右の敵の人中を打つ ・頭をひねって、敵を見てから、裏拳で突き、頭を戻して、裏拳を戻す |
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| ５ | 裏拳脾臓打ち | ・裏拳で左右の敵の脾臓を打つ、戻した拳は下、打つ拳は上になる ・腰から、腕、裏拳までの一体感に注意 ・視線は、脾臓を見ないで、目と同様の高さを見る |
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| ６ | 裏拳回し打ち | ・裏拳を腰の位置から回して、正面の相手の霞を裏拳で打つ （打つ位置が低くなりがちなので、意識） ・打たない方の拳は、反対の胸の方から引いて、体全体で回して打つ意識 |
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| ７ | 正拳顎打ち | ・上腕を人中の高さ程度に立てた位置から、正面の相手の顎を正拳で打つ ・正拳の軌道を直線的に相手に当てる意識 |
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| − | 騎馬立ち | ・騎馬立ちの注意事項を参照 | ||
| ８ | 下突き | ・正拳下突きで水月を突く ・引き手は、引く前に相手の道着を引っかける （相手の道着を手で引っ張る名残り） |
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| ９ | 肘打ち | ・肘で相手の顎を外側から回して打つ ・引き手の拳と打つ手の拳が重なるようにする |
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| − | 合掌 | ・合掌して、上半身（背すじ）を伸ばして腰を落とす |
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| − | 左三戦立ち | |||
| １０ | 上段受け | ・受け手と引き手を体の正面で交差しながら、顔への攻撃を上にはねる意識 ・受け手は、頭から拳２つ上方、引き手は受けている位置から顔面の正中線を防御しながら、引き手につなげていく ・半身を意識（受けは基本的に以下同様） |
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| １１ | 中段外受け | ・受け手は、頭の後ろから回して、体の正面の攻撃を拳・腕のひねりではねる意識、拳は肩の高さ、肘の曲げで調節 ・軌道が小さくなりがちなので、注意 |
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| １２ | 中段内受け | ・受け手は脇の下から、引き手は相手を牽制し、受け手が引き手の下を通って、体の正面の攻撃を内受けで受ける | ||
| １３ | 下段払い |
・受け手は、顎の防御（手のひら側が顔を向く）から払う ・引き手は、金的防御を意識してから、引く |
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| １４ | 中段内受け 下段払い |
・中段と下段の攻撃を同時に受ける意識で、中段内受けと下段払いを同時にする ・中段受け（上に上げる）が外側、下段払いが（下に下がる）内側 ・双方の受けとも、受ける位置は体の外から出ない |
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| − | 手刀をつくって | |||
| １５ | 手刀顔面打ち |
・手刀を頭の後ろから回し、相手の霞を横側から打つ ・引き手は反対の胸の下から引く ・打つ手刀の親指を正中線まで打つ |
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| １６ | 手刀鎖骨打ちおろし |
・手刀を頭の後ろから、上方から相手の鎖骨の位置を打つ ・相手の正中線を打つ ・打つ手刀の軌道が低くなりがちなので、高い軌道を意識する ・引き手は反対の胸の下から引く |
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| １７ | 手刀鎖骨打ち込み | ・打つ手は、真っ直ぐの軌道の抜き手から、最後に手刀を立てて、相手の鎖骨を打つ ・正拳中段突きと同様の一体感を意識 |
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| １８ | 手刀内打ち |
・打つ手は、顎の位置（手のひら側が顔を向く）から、引き手 の上部を移動させ、最後に手のひらを返し、手刀で相手の顔 面を打つ ・引き手は、打つと同時に引く、一体感を意識 ・打った手刀の親指が相手の中心位までに来る意識 ・打った手刀が腕と真っ直ぐになるよう意識 |
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| １９ | 手刀脾臓打ち |
・手刀を頭の後ろから、大きく回して外側から脾臓を打つ ・打つ手刀は、手首を曲げる ・打った手刀の親指が相手の中心位までに来る意識 ・引き手は反対の胸の下から引く |
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※ 基本（手技）全般に通じる注意事項
○ 正中線・軸を意識するとともに、腰から肩、腕に至る体全体での一体感を意識
○ 三戦立ちの足の位置がずれやすいので、意識
○ スピードを意識
○ 引き手と突き（受け手・手刀）の一体感を意識
○ 攻撃する位置、受ける位置を意識
○ 受けでは半身、突きでは肩を入れないなど、上半身の角度を意識
○ 突き・受けでは正拳、手刀の攻撃では手刀をしっかりつくる。正拳が腕から
真っ直ぐになるように意識 |
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