虹別開拓の碑

石碑等(開拓記念碑)

令和5年10月2日(月) 北海道川上郡標茶町虹別原野66線104番地1

別海町から本別に阿寒経由で戻る途中、虹別の酪農センターのところに石碑を二つ発見。

【虹別開拓五十周年記念碑】・・・北海道知事堂垣内尚弘。開拓の記 虹別の開拓は昭和4年北方開発の雄図に燃えて本州から入植した許可移民三百五十余戸を創始とする。しかしかれらを迎えたものは言語に絶する厳しい朔北の風土と荒寥たる未開の原野であった。拓墾間もない昭和七・八年極めて冷害凶作に遭遇してその大半は離農転住を余儀なくされたが決意も固く踏み留まった百余戸の同志は血と汗と涙を流しつつ更に厳しい風雪とあらゆる試煉に耐え農政の転換と相俟って幾多の辛酸を重ね暫く今日の酪農郷が築かれてきた。今ここに入植五十年を機とし先人苦闘の往時を想えば感無量である。われわれは父祖の血潮の中に脈々と流れる不撓不屈の開拓精神を継承し未来に光を求めて一層の前進を誓うものである。撰文 標茶町長 阿部悟郎 (裏面)「昭和五十四年十二月十六日建立」と刻まれ、氏名がたくさん刻まれている

【顕彰 酪農開拓の碑】・・・「北海道知事堂垣内尚弘」。裏面には刻まれているのは五十周年記念碑と同様のようだが、逆光でよく見えなかった。

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