ローマンデール・カウント・クリスタン

石碑等(開拓記念碑)

令和5年(2023)12月30日(土) 場所:ホルスタイン農協ビル(札幌市北15条西5丁目)

 本日のランニング途中、ホルスタイン農協のビルのところで、北海道の酪農に大きな貢献をした種雄牛の銅像に出会った。昔、乳用牛の育種に携わっていたとき、よく聞いていた名前だ。今、北海道のホルスタインには、この種雄牛の子孫が多数いるのだろう。表面に刻まれているものと、裏面の刻文を転載する。しかし、裏面と壁の隙間が狭く写真を撮りずらかった。

【ローマンデール・カウント・クリスタン】の石像
Romandale Count Crystan  Ex-ST 93.0 1968.12.8~1979.8.27
The greatest in the century is gone but faithfully reproduced the best of
his inheritance Stephne B,Roman
(日本語訳)最も偉大な世紀の種雄牛 クリスタンは逝く 父母から受け継がれた最高の血液をこの世に忠実に残している スティーブン・B・ローマン

(裏面)「愛称クリスタンと呼ばれたこの種牡牛は昭和43年12月8日カナダ ローマンデール牧場に生まれ、昭和45年4月北海道ホルスタイン農業協同組合家畜人工授精所へ輸入され、その後昭和46年8月当社設立に伴い同組合より移譲を受けた。父は不世出の名種牡牛ABCを父方に持つローザフ サイテーション R、母はオールアメリカンに輝いたグレービュー ペット クリスタである。ラグアップル系とバーク系の名牛間における絶妙な配合から生まれた傑作牛で、93点の高得点が示すとおり優れた体型と資質を持っている。娘牛には高能力および体型特に乳器の改良には未だ類をみない抜群の遺伝力を発揮し、数々の名牛を作出した。日本はもとより世界各国から世紀の名牛と称えられたが、昭和54年8月27日没した。株式会社ジャパンホルスタイン・ブリーデングサービス・取締役社長 宇都宮 勤 昭和54年11月建立」。

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