幕別町新川の客土記念碑等

開拓の歴史以外の石碑等

令和6年(2024)5月18日(土) 幕別町新川

 豊頃町から家に帰る途中、旧新川小学校敷地内に石碑を見つけた。

【軌道客土完成記念碑】
 軌道客土とは、土地改良事業における土砂運搬を機関車牽引による列車で行うもので、専用の工事軌道を敷設して行われたものである。道営事業として1952年から開始されたもので、「ナベトロ」などの独特の貨車が見られた事で知られるそうだ。表面には次のとおり刻まれ、裏面には次の概要のとおり刻まれていた。「道営軌道客土 昭和27年9月着工 昭和31年11月竣工 施工幕別町農業協同組合(以下略、組合長等の名前が刻まれていた)」

 その隣に治水碑があった。

【治水碑】
 表面には上記のとおり刻まれ、「促進期成会進藤次郎書」と刻まれ、裏面の碑文には次の概要のとおり刻まれていた。「碑文 幸い統内地区には十勝川に沿って平坦な耕地があり、そのほとんどが泥炭土層で透水性の不良な土壌であり大雨の時、過湿状態である。(以下略)工期昭和49年4月~昭和62年3月 主要施設 排水機場、幹線排水路、総事業費28億6,569万円、受益面積幕別町新川・明野・大豊穣1,597ha、豊頃町統内167ha。

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