瀬見温泉

景勝地

令和6年(2024)7月5日(金)山形県最上郡最上町大堀

 山形県出張中2日目。今日の宿泊地は瀬見温泉。ここは義経伝説がある。宿の前には湯前神社があり、瀬見温泉の由来と神社の縁起が書かれていた。
 二日酔いであるが、温泉街と国道を1周した。しかし、とても寂れている。

【瀬見温泉の由来・湯前神社縁起】
文治三年(1187年)春、兄頼朝の追討を逃れ、奥州平泉に落ちのびる義経主従13名が、亀割峠を越え当地にさしかかった時、かねて身重の北の方が急に産気づき途方にくれた義経は亀割山中の観音堂に北の方を休ませ、弁慶は産湯を求めて沢へと下った。浅き瀬、を見て川を渡り紫雲立ちのぼる川辺の大岩を薙刀で突き破ると不思議にも白龍昇天のごとくお湯が噴き出たと
いう、このお湯でまもなく生まれた若君の産湯を使い数日をこの地で養生し回復をまって平泉へ向かったという、これが瀬見温泉発見の由来である。
建立の年代は定でないが、度々の火災にあい、現在の本堂は享保年間(約1718年)頃に再建されたものとされている。祭神は湯の守護神である薬師如来と不動明王が祀られている。欄間や木鼻の彫物は、初代 出羽の勘七木竜の作といわれている。祭礼は毎年九月一日である。

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