令和6年(2024)7月6日(土) 米沢市城西1-6-10
館山城に登城した後、同寺に寄ってみた。上杉謙信ゆかりのお寺である。
【善日山千勝院】(説明板等)
真言宗醍醐派の寺院で、本尊は刀八毘沙門天。
越後高田で「千手院」と号し、上杉謙信の祈願所であった。検診は刀八毘沙門天を守護本陣として祀り、出陣の際は必ず護摩をたいて戦勝を祈願した。降摩の神である毘沙門天の「昆」の一字を白地に大書し、本尊の代わりに線上に持参したので、「昆」の軍旗は「御旗本尊」とも称された。この軍旗のもと戦の度に勝利を納めた事から「千度戦えば千度勝」の信念により勝の字を拝受して千勝院と号した。謙信の後継者となった上杉景勝の移動に伴い、千勝院も会津そして米沢へと移り、現在に至る。千勝院は幾度かの火災にあっており、詳しい創建年代などは不明であるが、上杉家の「勤書」(米沢市上杉博物館蔵)に千勝院の由緒・歴代住職等が記載されてある。
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