上山市・土矢倉古墳群

古墳・ストーンサークル・墓所

令和6年(2024)7月6日(土)上山駅~土矢倉古墳群~上山藩校明新館跡~武家屋敷~上山城跡・月岡神社~虚空蔵山・高楯城跡~春雨庵 14.1km 3時間13分

 朝、米沢を後にして上山に向かう。距離にして35km、電車で1時間もかからなかった。現代で車や電車ではあっという間だが、昔は徒歩や馬だったので、この程度の距離感で藩が成立したのだろう。
 上山駅で降りて、まずは市街地の北東部の方にある土矢倉古墳群に向かう。国道13号線を北上し、グーグルマップを頼りに向かうと、老人ホーム「蔵王長寿園」の中にあるようだ。ウロウロしていると職員らしき人が出てきて、施設敷地内に入ってよいか尋ねると、面会に来た人かと勘違いされたが、古墳見学だと伝えると、快くオッケーしてくれた。

 インターネットによると三つの古墳があり、1号墳は建物に囲まれたところにあり、説明板もあった。2号、3号も奥の方に行くと確認できた。

【土矢倉古墳群】(説明板概要)
 土矢倉古墳は、東西に長い舌状台地に高塚式の三基からなり、東から1号、2号、4号と称す。2号墳は6世紀後半に造営と想定。それぞれ墳丘の大きさや形状、造営年代を異にするが、石棺、土止用石、周濠、埴輪、副葬品は各古墳に認められ亜太。石棺は墳土の頂上近く、竪穴式であり、柱状、節理の石英をもって構築され、内部は白粘土で化粧し、その上に朱が塗られ、副葬品として土器、鉄製品、編み物などが出土。埴輪は、頂上周辺部、裾部、周濠内に立て置かれたと推定。(以下略)

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