できたことノート

日本書

令和6年(2024)9月2日

永谷 研一 (著)

自分の「できたこと」を振り返ると、
自分を深く知れる。自己肯定感が上がる。
「行動を変える専門家」が教える
5万人が実践した科学的メソッド。

いまより「ちょっとでもよい自分」に変われたら……。
いつもなんとなくそう思っている、真面目なあなたへ。
本書は、1日5分でできる「自分に変化を起こす方法」を教える一冊です。

▼ 「できたこと」を見つめれば、自分をもっと好きになれる

本書で解説するメソッド「できたことノート」は、日々の小さな「できたこと」を発見し、振り返ることで、自己肯定感を育て、小さな変化を確実に起こさせる道具です。

このやり方は特に難しいものではなく、言ってみれば料理のレシピみたいなもの。
手順さえ覚えれば、誰でも簡単にできます。
そして、そうして起こした小さな変化は、気づいたら大きな変化となって自分に返ってきます。

本書のノウハウとしては、著者が15年にわたって積み重ねてきたデータや、行動科学・認知心理学などの知見をベースにしています。
が、小難しい説明は抜きにして、「誰でも簡単に始めて、続けられること」を何よりも最優先にまとめました。

本書は、2016年に刊行した『1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート』の内容を、時代の変化や感情科学・認知心理学・行動科学の研究などに合わせて大幅にアップデートし、ページ数も20%ほど増量しつつ装いを新たにしたものです。
なお、この本は「できたことノート」のメソッドを教える解説書で、書き込みノートではありません。
メソッドを実践される際には、読者特典の無料ダウンロードシートか、姉妹書『できたこと手帳』をお使いいただくと便利です。

誰でも、ちょっとした「できたこと」を見つめることで、大きく変わっていけます。
いまは気づいていない、自分の可能性をたぐり寄せる道具。
それがこの「できたことノート」なのです。
さぁ、肩の力を抜いて、始めましょう。

▼ 本書の目次

第1章 なぜ、「できたこと」を見るとよいのか?
・欠けている部分に目がいくのは人間の習性
・子どものころから鍛えられた「残念な視点」
・心のフタを開けるには「自己肯定感」が必要
・自分の「認知のクセ」を把握する  ほか

第2章 「できたこと」を見つけよう
・「できたこと」の上手な探し方
・「気持ちいい!」を見つけるHappyのめがね
・日常の中の「数」に注目するNumberのめがね
・周りの人をよく観察するPersonのめがね  ほか

第3章 できたことノートを書く前に
・できたことを深く考える「内省」
・能天気な人と楽観的な人はどこが違うのか
・思考停止に陥る3つの罠
・人は「問われる」から考える

第4章 実際に書いてみよう!
・できたことノートを書くための「4つの質問」
・できたことノートを書いてみよう
・行動が劇的に変わる思考法
・みんなの「できたことノート」を見てみよう

第5章 できたことノートを続けると見えてくる「ありたい姿」
・まずは3週間、続けてみよう
・「経験から学ぶ力」がまだ十分でない人の対処法
・「ありたい姿」が自然に見えてくる
・やるべきことは、「自分らしさ」の発揮

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