令和6年(2024)9月23日(月祝)池田町東台
道道236号線を走り、池田市街が近くなってくると、山並みがなくなり、平地になり畑が広がり、神社と石碑二つが見えた。
【風雪百年】
石碑には上記のとおり刻まれ、その下には「池田町長 大石和也」と添えられていた。
その下には次のとおり碑文が刻まれていた。「碑文 明治三十年頃から倒木が鬱蒼と生い茂る未開の地に中川庄之助氏・窪田儀三郎氏が開拓の鍬をおろして以来 幾人もの先駆者の人達の不屈の精神のもとで今日の東台が築かれた 昼なお暗い人跡未踏の原野に挑み 且つ幾度もの冷害凶作に耐え 生活を支える事の労苦を想うとき先人の開拓魂の偉大さに改めて感嘆する所である この様な先人の艱難辛苦の上に現在の郷土がある事に感謝し百年を迎えた今日 肥沃な大地と豊かな理想郷として繁栄している 茲に多くの先駆者の偉業を忍び この碑を建立し後世に伝えるものである 平成十年二月 建立」
裏面には協賛会会員の氏名が刻まれていた。
もう一つ「東台灌漑記念之碑」があった。裏面はよく読み取れないが、大正時代に造田計画が建てられ、土功組合を組織し、水田を造田しようとしたようだ。石碑自体は昭和25年の建立。
なお、珍しいが、灯篭の裏に「東台開拓百年記念」と刻まれていた。
【東台開拓百年記念】
灯篭の裏に上記のとおり刻まれその下に次のとおり刻まれていた。「明治三十八年三月福島県相馬郡より渡道。豊頃村字イクソダに入植、加藤甚七(四十一才)武司(六才)。きびしい自然条件に遭ふもの屈暁せず、堅い決意と不屈の信念を貫く。明治四十二年池田町東台に移住現在に至る」
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