令和6年(2024)9月28日(土)帯広市桜木町東2線102番地6
桜木農業センターのところに石碑があった。地元の人が花壇を整備していた。
【桜木開拓百年之碑】
大きな自然石に上記のとおり刻まれていた。横の碑文には次のとおり刻まれていた。「碑文 この地はかつて中川郡大字幕別村字別奴の一部トウペツ原野の西南端に位置したので上途別と呼ばれ、低地は歩行も困難な湿原と鬱蒼とした森林に覆われていた。明治31年以来先人が相次いで移住し、草小屋に住んで巨木の伐採や身の丈を越す雑草を刈り取り開拓の鍬を振るった。大正十五年大正村に編入し一時は水田造成による美しい水境になったが、開拓の半世紀は冷虫害に悩まされ激動する時代の波に洗われた困苦欠乏の日々だった。昭和20年第二次世界大戦が終わって農村民主化が実現し農業近代化が進められたため豊かな耕地と美しい郷土が建設され、昭和38年帯広市が合併地域の字名を廃したのでこの地の象徴である桜に因んで上途別を桜木町と改称した。ここに桜木町開拓百年を迎えるに当たり、苦難の歳月を乗り越えて肥沃豊穣の大地を育んでくださった先輩に対し尊敬と感謝の念を刻み、未来への飛躍を誓う。平成9年7月12日 桜木町開拓百年記念事業協賛会」
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