長沼町幌内の石碑・幌内神社

戦跡・古戦場

令和6年(2024)10月1日(火) 夕張郡長沼町字ポロナイ1512番地

 仕事のために移動していると、長沼町道の駅の近くの幌内神社のところにたくさんの石碑をみつけた。ここには60、70、80、90、100年と10年ごとに記念碑が建立されている。ちなみに現在(令和6年9月8日)は開基130周年だそうだ。そして、昭和12年の特別大演習の記念碑も建立されていた。ここでは代表して百年記念碑の碑文を転載する。

【風雪百年】
 表面には上記のとおり刻まれ、その下に「長沼町長 板谷利雄 謹書」と添えられている。裏面には次のとおり刻まれるとともに、十八区の現在者氏名が刻まれていた。「碑文 幌内の開拓は明治28年新谷他人造氏他十数名の入植に始まる 以来多くの先人達が昼なお暗い原生林と茫漠たる馬追原野の開墾に鍬をふるいたび重なる冷害水害にもめげず厳寒の風雪にも耐えて実り豊かな幌内の地を築き上げました 百年を迎えた今日 蔬菜の一大生産地となり山すそを見れば乳牛の群れが悠々と草をはみはるか眼下を眺めれば黄金波うつ稲作地帯となりました ここに開基百年を迎えるにあたり繁栄の基礎を築かれた先人の偉業を讃え 御労苦を偲び更に二世紀に向けて無限に飛躍せん事を部落住民一同誓い 記念碑を建立する 平成六年九月 幌内開基百年記念奉賛会」

【特別大演習行幸記念 創立四拾周年紀念】
 上記の外はよく読み取れなかった。

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