函館山を讃える碑

開拓の歴史以外の石碑等

令和6年(2024)12月31日(火) 函館山ロープウエイ~碧血碑~立待岬方面~千畳敷~函館山~洞爺丸遭難の碑

距離11.3㎞ 1時間50分 登り498m 下り504m

 函館山を下り、旧山道入口のところに、函館を讃える碑があった。

【函館山を讃える碑】
(表)緑の山 紺青の海 美しきかな函館 無音

(裏)
 函館山の要塞が 市民に開放されてから すでに三十年を過ぎた この登山道路を開くときは なにかと苦労も多かったが 新日本百景では一位に選ばれ 今や三十万市民憩いの地となっている その夜景は まさに世界の絶景と謳われ 内外観光客に賑う今日 当時を偲び まことに感なしとしない よって有志相集い 登山路分岐点に 当時の市長宗藤大陸氏手書の一節を刻し この碑を建てる。昭和五十年十一月 有志一同

函館山登山道の記
函館山開放 昭和21年10月
緑地としての都市計画決定 昭和23年11月
登山道工事着手 昭和25年10月
山頂まで開通 昭和29年7月

■解説
 この碑は、1974年(昭和49年)2月に亡くなった元函館市長宗藤大陸(昭和22年から昭和30年まで在任)の功績をたたえるとともに、同氏の任期中に完成した登山道路開通20年を記念して、元函館市長宗藤大陸氏をしのぶ会(世話人代表は元市長吉谷一次)が建立した。
 台座は自然石で、碑は稲田石製で、碑面には宗藤氏の文章からとった碑文が刻まれている。1950年(昭和50年)11月10日、世話人や関係者らが列席するなか除幕式が行われた。

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