浦幌川流域災害復旧記念碑

開拓の歴史以外の石碑等

令和7年(2025)1月吉日 浦幌町活平

 道道56号線を上浦幌から浦幌市街に南下していると、活平小中学校跡に石碑を見つけた。

【浦幌川流域災害復旧記念碑】
 自然石に上記のとおりと「北海道知事横路孝弘書」と刻まれた黒御影石がはめ込まれていた。裏面には特に何も刻まれていなかった。自然石の横に説明板があり、次のとおり刻まれていた。「碑文 浦幌川留真上流及び瀬多来川は一部区間を除き無堤防かつ多くの屈曲部を有した自然河川の状況にアリ降雨、融雪等の都度氾濫し農地の決壊、公共土木施設に被害を被ってきたが、特に昭和六十三年十一月本町を襲った低気圧は、降雨量一五三粍を記録し壊滅的な被害を受けたため、地域住民、関係者の結束により美園、活平地区浦幌川河川改修促進期成会、瀬多来川災害復旧促進期成会を結成、関係各位の特段の配慮に依り、これが災害復旧助成及び災害関連事業の採択となり、九十三億円の巨費をもって堤防の構築を含め改修工事の完成を見るに至った。この偉業を祈念になお一層の生成発展を願いこの碑を建立する。平成二年十一月 美園、活平地区浦幌川河川改修促進期成会、瀬多来川災害復旧促進期成会 建立 浦幌町長 徳永光孝書」裏面には建立者名が数多く刻まれていた。 

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