へりくだって互いに人を自分よりすぐれた者と思う

46コリント人への手紙第一
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令和7年(2025)3月29日(土)ホープ札幌教会 斎藤牧師

ミッションホープ。教会と生活相談サポート、障害者事業所ホープの説明。ピリピ人への手紙は、喜びの書簡ともいわれる。パウロが獄中から、ピリピのキリスト者共同体にあてた手紙。

ピリピ人への手紙2章1~18
1 ですから、キリストにあって励ましがあり、愛の慰めがあり、御霊の交わりがあり、愛情とあわれみがあるなら、
2 あなたがたは同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、思いを一つにして、私の喜びを満たしてください。
3 何事も利己的な思いやや虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。
4 それぞれ自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。
5 キリスト・イエスのうちにあるこの思いを、あなた方の間でも抱きなさい。
6 キリストは神の御姿であられるのに、、神のあり方を捨てられないとは考えず、
7 ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、
8 自分を卑しくし、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。
9 それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。
10 それは、イエスの名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめ、
11 すべての口が、「イエス・キリストは主である」と告白して、父なる神に栄光を帰するためです。
12 こういうわけですから、愛する人たち、いつも従順であったように、私がともにいるときだけでなく、私のいない今はなおさら従順になり、恐れおののいて自分の救いの達成に努めなさい。
13 神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。
14 すべてのことを、不平を言わずに、疑わずに行いなさい。
15 それは、あなたがたが、非難されるところのないとこの純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代の中にあって傷のない神の子どもとなり、
16 いのちのことばをしっかり握り、彼らの間で世の光として輝くためです。そうすれば、私は、自分の努力したことがむだではなく、苦労したこともむだでなかったことを、キリストの日に誇ることができます。
17 たとえ私が、あなたがたの信仰の礼拝といういけにえに添えられる、注ぎのささげ物となっても、私は喜びます。あなたがたすべてとともに喜びます。
18 あなたがたも同じように喜んでください。私といっしょに喜んでください。

 大事なことは、キリストを頭に抱く。主において一致。病や貧困、異端、牢屋につながれていても、キリストにおいて一致している。

 何ごとも、へりくだっる。自己中心、虚栄心など肉の思いではない。肉の思いだと一致しない。批判は一見賢そうに見えるが、自分のプラウドを優先している。霊によってのへりくだり、譲りにより一致がでてくる。人間には長所、短所があるが、短所でそれで人間を評価しない。天下に完全な人は一人もいない。誰でも長所があるので、廃人はだれもいない。他人の長所をすぐに言える。互いに優れたものと思う。

 自分のことだけでなく、他人のことも顧みることができる。止むを得ずシングルマザーになった人を自己責任だというのは愛のない言葉。

第1コリント 13章
5 礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、苛立たず、人のした悪を心に留めず、
6 不正を喜ばず、真理を喜びます

 自分の利益を求めない。イエスは、天のお父様に従順。私たちはイエス様に従順になる。

へブル人への手紙 5章
8 キリストは御子であられるのに、お受けになった多くの苦しみによって従順を学び、
9 完全な者とされ、御自分に従うすべての人々に対して、永遠の救いの源となり、
10 メルキゼデクの例に倣い、神によって大祭司ととなえられたのです。

 私たちはイエス様に本当に従う人。永遠の救いの源。志を立てさせ、事を行わせてくださる。一匹狼は駄目。協調してへりくだって、教会のなかで、神の栄光をなすためにする。世の光として輝くため。愛、謙遜、自己犠牲。ガンジーも言っている。パウロは、殉教するとしても、喜ぶ。教会から育っていくのは牧師冥利につきる。ミッションホープが拡大しているのも、へりくだり、神様に従順で、喜ぶのが基本。

 

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