中幌向神社・開基百年

石碑等(開拓記念碑)

令和7年(2025)5月3日(土) 岩見沢市(北海道教育大学岩見沢分校)~岩見沢市志文~中幌向~幌向駅 約16km

 岩見沢市志文からしばらく田園地帯を走ると、中幌向神社のところで石碑を見つけた。思いもかけずラッキー。

【中幌向神社】北海道岩見沢市中幌向町
 明治二十三年先人この地に入り、厳寒と困苦欠乏に耐え開拓に当たり望郷の念と共にこころのよすがとしして現十二号国道東五号付近に小祠を建てたのが創祀。明治三十七年南二線東六号寄り池田宅次郎氏より土地の奉納を受け社殿を建造せり(以下略)。

【開基百年】
 正面に上記のとおり刻まれ、「岩見沢市長 国兼孝治書」と添えられている。その下に碑文があった。「碑文 明治二十四年新潟県人今井榮蔵氏が幾春別河沿いに、福井県の人佐藤氏一族は国道沿いに、初めて開拓の鍬を打ち下ろしてから百年の歳月が流れた。この間打ち続く冷害、水害などの厳しい自然条件を克服した先人達の地と汗の結晶により、今日の郷土中幌向が築かれた。昭和五年、北海土功組合灌漑溝の完成により、待望の水田化が達成し、援護の農地改革で耕地は耕作農民のものとなった。昭和五十二年岩見沢市での初めての道営圃場壊整備事業が竣工、続いて農業構造改善事業による協業化と、さらに道営土地改良総合整備事業が完工し農業形態は一変した。又、時代の波は国道十二号沿線に住宅、事業所、公共施設の進出を促し、詳細の中幌向に向けて大きく羽ばたこうとしている。茲に開基百年を迎えるにあたり、先人の偉業を讃え、労苦を偲び、報恩感謝の誠を捧げ、併せて将来ますますの発展を祈念してこの碑を建立する。平成二年九月 中幌向開基百年記念事業実行委員会」
 裏面には、開基百年町内会氏名が刻まれていた。
 

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