令和7年(2025)5月5日(月祝) 岩見沢市栗沢支所~くじら山53m~道道817号線~クラインガルテン~由良地区~耕成地区~砺波(となみ)~スタート地点 約21km 3時間
砺波地区のお寺と神社の向かいの広場に石碑が二つ建っていた。

【開拓五十周年記念碑】
細長い白い石碑に上記のとおり刻まれ、その横に「北海道帝國大学総長従三位勲二等 今裕書」と添えられていた。裏面には碑文が刻まれているが、判然としなかった。読み取れたのは、「明治二十六年五月」、最後に「昭和四十八年六月十日」であった。概要はおそらく、次の石碑の碑文と同じなので省略する。


【輝礪百望】
濃い赤色の石碑に上記のとおり刻まれ、シーサーの頭のようなものが突き出している。その下に碑文が次のとおり刻まれていた。「碑文 明治二十六年 富山県東 西両砺波郡より移住した108戸の先達により 人跡未踏 熊笹等の繁茂する原始林、羆等猛獣禽の中 開拓の鍬を入れたのが歴史の始まりとされている。開拓の辛苦は想像を絶し 筆舌に尽くし難く 今 なお語り継がれている。私共の父祖先人は 強固なる信念の下一心同体となり 未来の幸福と繁栄を希求し 冷災害など大自然の試練と幾多の苦難の中で 天地の恩恵を信じ心血を注ぐ努力を重ね 現時の基礎を築かれたのである。 爾来 風雪に耐えて ここに砺波部落開基100年を迎えることに至ったのである。この輝かしい年に当たり 先人の偉大なる業績を偲び その労苦に対し深甚なる感謝とその強靭なる開拓精神を継承し これを二十一世紀へ伝承すべき責務を自覚し 今日生きる私共は自らの進展を帰すべき日々精励しなければならない。眼前の怒涛の如き激変に眩惑されず 常に千古不易なる開拓精神に想いを馳せ 開基100年の命脈を絶やすことなく さらに 後世に伝えるために 部落内外の総力を結集し ここに記念碑を建立する 平成五年九月五日 砺波部落開基100周年記念実行委員会



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