旧マンロー邸・マンローの石碑

古い建物

令和7年(2025)5月6日(火)平取町二風谷

 アイヌ文化博物館から、ダム湖の方に出て散策路を南下していくと、マンロー邸に付いた。公式サイトによると、マンロー博士の経歴概略はつぎのとおり。
 「英国人考古学・人類学者のニール・ゴードン・マンロー博士は、アイヌの生活風俗研究のために二風谷に移住し、研究のかたわら医者としての奉仕活動に生涯を捧げた人です。昭和17年の永眠後、住宅兼病院であったここは記念館として保存され、現在は北海道大学へ寄贈され、北方文化の研究に活用されています」
 おそらく表面の方だが、胸像がはめ込まれ、英語の説明板が次のとおりはめ込まれていた。
「In memory of Dr N.G.MUNRO 1863-1942 Pioneer in Anthropological Studies in this county “Author of Prehistoric Japan” and “Ainu Creed and Cult”」
 裏面には次のとおり碑文の盤がはめ込まれていた。『この国の人類学の先駆者「先史時代の日本」「アイヌの信条と文化」の著者でありかつ二風谷コタンに在住し医師として献身的に医療を施した 英人ニール・ゴルドン・マンロー博士 チヨ・マンロー夫人と共に永遠にトイピラの丘に眠る 昭和五十年(1975年)六月十六日 生誕の日を記念して 北海道大学文学部附属 北方文化研究施設長 医学博士 大場利夫 二風谷アイヌ文化保存会長 貝沢 正』

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