釧路市北斗遺跡など

郷土資料館

令和7年(2025)5月17日(土)鳥取ドーム~(道道53号線)~釧路湿原野生生物保護センター~北斗遺跡往復 約20㎞ 2時間50分

 本日は吉方の釧路を走ることにする。以前訪問した釧路市湿原展望台の近くの北斗遺跡はまだ訪問したことがないので、走って行ってみることにする。近いのは真っすぐ行く湿原道路であるが、循環ランニングのため道道53号線を走って行く。しかし、高速道路が開通されて景色は変わった。
 湿原の中を走って行くと、JA阿寒の家庭菜園があり、坂道に差し掛かる手前に釧路湿原野生生物保護センターが建設されていた。以前訪問した7年前にはなかったはずだ。無料で入館することができ、野鳥のはく製などが展示されていた。
 坂道を登っていくと、生命の泉・清水谷の水と書かれた看板があり、民家の敷地内で水を汲める施設があった。説明書が張ってあり、この水は明治時代から美味しい湧水として飲まれていたそうだ。保健所の水質検査もクリアしている。しかし水はたくさん持っていて、駐車料金200円払わないと水をもらえないので、ここはパスすることにした。
 坂道を登っていき、右折して砂利道をしばらく行くと、北斗遺跡の展示館だった。

【北斗遺跡】(説明板概要)
 旧石器時代から縄文・続縄文時代を経て擦文時代に至る重複遺跡で、釧路湿原を望む標高20m前後の台地上の東西2500m、南北500mの範囲に、縄文・続縄文時代の浅い円形・楕円形竪穴102軒、擦文時代の四角形竪穴232軒がくぼんだ状態で残されている。
 旧石器時代の火を焚いた跡、縄文時代の住居跡・墓壙や小貝塚、擦文時代の住居跡が確認されている。中でも擦文時代は、鉄器、繊維遺物、はた織具の一部、栽培植物の種子などが出土している。
 1977年7月、釧路湿原西縁においても最も規模の大きい重要な遺跡であることにより、東側233,471㎡が国指定史跡となっている。

 館内には復元住居と、矢じり等の石器、土器などが展示されていた。ここから林道を通って、湿原道路に出ようとするが、館内のオジサンが、熊が出るので危ないという。鈴かラジオがないとダメだという。熊に出会ったら、走らないで去れという。当方は鈴もラジオも、持っていないが、結構足音や匂いで、大丈夫だと思い、そもそも走っているのだがと苦笑して考えたが、あまり無理して行って何かあっても困るので、遠回りとなるが、来た道を引き返す。

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