平成26年(2014)7月19日(土)~20日(日) グループ4人
大雪山系 赤岳(2078.5m)~白雲岳(2230.0m)~高根原~緑岳(2019.9m)~小泉岳(2158m)
大雪山系の銀泉台から、赤岳、白雲岳などの周遊登山。人が多くてミーハーな山でしたが、絶景を堪能!
7月19日(土)
09:48 銀泉台
10:48 奥ノ平
12:14 赤岳(大休止)
12:50 赤岳(出発)
13:43 白雲岳
14:51 白雲岳キャンプ地
(宿泊)
7月20日(日)
06:00 テント場出発
07:13 高根が原展望台
07:35 高根が原出発
09:17 テント撤収・出発
09:45 緑岳
10:28 小泉岳
10:50 赤岳
12:47 銀泉台
【前日】(7月18日(金)
この3連休は、北海道の岳人の憧れ・日高の最奥地で、稜線で2泊が必要な「1839」(いっぱーさんきゅう)に登るため、業務終了後、車を走らせ中札内村の札内ヒュッテへ。23時頃にヒュッテに到着。ビールで安着祝いに乾杯しながら、次の日の行動を検討。しかし、天気、特に日高山脈の天気が芳しくなく、とりあえずヒュッテに泊まり、行動は起きてから考えることに。
【1日目】(7月19日(土)
4時ごろ起床する。しかし、相変わらず雲の中。全道の天気予報を調べると、旭川方面が晴れているという。ここは撤退し、晴れている方面、大雪山、銀泉台方面に転戦し、赤岳に登りテント泊することに。
十勝の上士幌の街を過ぎ、幌加温泉までくると晴れてきた。三国峠を過ぎ、大雪湖から銀泉台へ。銀泉台は車で埋めつくされている。ここは観光地化されていて、観光バスも乗り付けるという。日頃、藪漕ぎ、沢登りばかりのHYMLメンバーは、人が多く、このような簡単な山にはなかなかこないという。
さて、出発である。林道を若干歩き、雪渓を何か所か横切り、高度を上げると、奥ノ平。コマクサの群落地帯である。ピンクの花が美しい。雪渓を2か所程度を登りながらさらに高度を上げ、高原地帯に出て、ちょっと高い岩場に到着するとそこは赤岳。絶景が広がり、ここで昼食兼大休止。
その後、白雲岳分岐から白雲岳に向かう。残りの3人は、登ったことがあるというので、先にテント場でテントを張って待っているという。自分だけ分岐にザックをデポし、小走りで白雲岳に向かう。頂上直下の雪渓の下はお花畑である。急な岩場を登ると白雲岳の山頂。雲海が広がるが絶景である。
白雲岳からテント場に向かう。眼下のテント場には色とりどりのテントが50程度。テント銀座である。雪解け水で冷やしたビールで乾杯。これだから山の上のビールは止められない。その後、共同食のパスタや持ち寄ったおつまみ、お酒(ワイン、ウイスキー)で酔いが進む。日が沈むとともに天気も良くなり、夕闇の中に絶景が広がる。そして、19時頃、酔いが回り、暗くなってきたので就寝。途中、恐らく12時頃お小水のため、テントの外に出ると、三日月と満天の星空。やはり2,000m弱の標高なので、寝ていて寒い。
【2日目】
4時頃に起床すると、快晴である。コーヒーを飲んで、共同食のお粥を食べた後、テントが乾くまで、高根が原を散歩することに。この道は、トムラウシ山への縦走路であり、数多くのパーティが歩いていく。青空の下に、遠方に忠別岳、トムラウシ山、雪渓の白、森の緑、そして、お花畑が広がる。しばらく歩くと、眼下の雪渓の下、三笠分岐方面の湖沼群が見える展望台に着く。時折、ここでは雪渓で体を冷やしているヒグマを観察できることができるというが、今回は見えなかった。しばらく絶景を堪能した後、テント場に引き返す。テントで溢れかえっていたテント場は閑散としている。テントを撤収し、緑岳、小泉岳、赤岳を通って銀泉台に帰る。連休の中日なのか、昨日以上のパーティーにあった。
下山後、3日目はどうしようかと相談する中、とりあえず北見方面に転戦しようということで、塩別つるつる温泉にひとっプロ。しかし、こちらは暑すぎるとということで、3日目の山は止めて、札幌に帰りました。
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