十勝ホロカヤントー竪穴群

令和6年（2024）4月20日（土）　広尾郡大樹町晩成

　大樹町生花地区～（国道336号線）～晩成地区～晩成温泉～ホロカヤントウ～（道道881号線）～晩成社史跡　23.7km　2時間58分

　国道336号線を左に曲がり、晩成温泉への道を走る。すぐに馬鹿でかい酪農法人が見えてきた。オーシャンリンクである。スラリータンカー数台でスラリーを散布しているため匂いがひどい。

北海道大樹町の大規模牧場オーシャンリンクは、人にも牛にもやさしい酪農を目指しています。Happy cows, happy people! Agricultural Cooperative Corporation Ocean Link

　4kmほどで晩成温泉に到着し、右折してホロカヤントーに向かう。１kmほどで竪穴群に到着した。縄文時代の先人がここに住んでいたのだ。

【北海道指定史跡　十勝ホロカヤントー竪穴群】（説明板概要）
　擦文文化期を主体とする竪穴住居跡の群落。南北約2km、百数十を数え、一片の長さは５ｍ前後の方形、深さは50～100㎝、外周は幅3mで10～20ｃｍ土盛。擦文式土器が出土、少しであるが土師系オホーツク式系土器も混在。石器は皆無、金属器、動物骨格も出土。

【復元竪穴住居】（説明板概要）
　約1000年前の擦文時代の住居を昭和36年10月に北大医学部教授大場利夫氏、大樹高校校長棚瀬善一氏が中心となり、発掘調査した資料に基づき復元。北海道の他の地域のものと違い、壁際に炉の跡がないことから漁期のみに住んだ夏の家であったと考えられオホーツク式土器が出土していることから、オホーツク文化の南限を示すものである。