大谷地神社・大谷地神社鎮座百年記念碑

神社

令和6年(2024)7月14日(日)

大谷地神社・大谷地神社鎮座百年記念碑:札幌市厚別区大谷地西2丁目2-1

 北広島の酒まつりに走っていく途中、大谷地神社に立ち寄る。境内に「大谷地神社鎮座百年記念碑」があった。

【大谷地神社鎮座百年記念碑】
 碑面には、「大谷地神社鎮座百年記念碑」と刻まれ、その下に「北海道神宮宮司 中野尹亮書」と添えられている。中野尹亮(ただすけ)氏は、北海道神宮の第20代宮司を務めた方である。また、台座の正面には、「敬神」と刻まれた黒御影石がはめ込まれている。裏面には、「大谷地神社は、明治三十年岡田佐助外十六名の連名を以て、創設願を提出、同年九月三十日創立を許可されてより、本年平成九年は鎮座百年の風雪を刻む年となりました。この間、大谷地地区氏子崇敬者は、開拓の守護神たる大国魂大神、大名牟遅大神、少彦名大神の三柱の大神を仰ぎ、国安民福を祈り、神社の護持、運営、祭典の興隆に尽くされました。又、先人たちは、鬱蒼たる原野を切り開き、厳しい自然環境の中で、この地を開拓されました。その根底にあるのは、朝夕に神々に祈りを捧げる報恩感謝の心で、日々切磋琢磨されたことに他ならないものであります。この鎮守の森を中心に、氏子崇敬者が、心の拠り所として、地域の平安と、精神の安寧を祈り、平和で豊かな社会を切望し、神社の発展興隆に尽力されましたことは、我々が深く敬意と感謝を申し上げるところであります。ここに、鎮座百年を迎えるに当たり、先人たちが受け継いでこられた敬神崇祖の火を絶やさないことを誓って、この記念碑に記す。平成九年九月七日 大谷地神社 鎮座百年記念奉賛会 会長(略) 宮司(略)」

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