令和5年(2023)8月11日(金) 午前中
北見市留辺蘂地区から生田原に抜ける峠の前を走っていたところ、石碑を二つ発見。
【愛媛団体入植乃地】碑・・・正面には「愛媛団体入植之地」と刻まれ、裏面には次のとおり刻まれている。「碑文 梅の花ほころぶ郷里の南国伊豫をあとにして八日目、一九一六年(大正五年)二月十二日薄暮。北海道開拓集団移民に応募した二十九戸百二十余人(団体長宮田仲太郎)この地上ポンムカに入植する。積雪二メートル、寒威骨を刺す厳冬と木の葉がくれに僅かに空をのぞく昼なお暗い密林が団体員を迎える。全域砂礫地帯。「五町歩の大地主」を夢見る開拓者の意欲を拒み続ける。一九六九年(昭和四十四年)までに全戸離農。愛媛団体開拓半世紀余の歴史を閉じる。一九八〇年四月 建立 愛媛県人会 宮田家一同
もう一つの碑は何と刻まれているかよくわからない「?歌歓き?」裏面には、「昭和十五年九月十七日建立と刻まれている。
この辺には人家がなかったが、入植した全ての農家が離農したとは悲しい。
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