平成21年(2009)2月22日(日)
第24回湧別原野クロスカントリースキー大会 於:遠軽町、湧別町 50km
記録:3時間46分12秒(時速13.2km)85km換算で 384分(6時間24分)順位195位
<スプリット> 0~25km 1:39:26
約10年ぶりの湧別原野XC大会出場である。この大会は、自分がクロカンスキーを始めるきっかけになった大会で、昔は85kmであったが、今年から最長が50kmになった。この大会は職場からツアーを組んでいるが、自分の場合、家族の了解が得られなかったため、ここ数年出場の機会が得られなかった。今年は、職場のクロカン同好会の事務局をやっていて、また、スキーも新調したので、何とか出場ができた。
しかし、天気が心配である。出発の前日、金曜日から土曜日にかけて、爆弾低気圧が発達し大荒れの天気である。昨年は、天気により中止になって、ツアーがただの温泉ツアーになったと聞く。出発の土曜日正午頃、札幌は大荒れの吹雪である。それでも日曜日の予報が曇りなので、それを信じて出発する。バスの中でビール、ワインを飲んで談笑しながら行く。15:30頃、層雲峡の朝陽亭につく。たっぷり温泉に入って、18時から完走を誓う会(飲み会)が始まる。2次会も控えめの10時頃に終了したが、それでもバスの中から飲んでいるので、少し飲み過ぎた感があるが仕方ない。
次の日は、7時にホテルを出発し、出発地点の遠軽町若咲内に向かう。出発地点はなんてことはない牧草地の真ん中である。天気は晴れ間も見えて上々だが、昨日までの大雪で積雪量が大分ある。出場者は昔は1,000人以上いたが、今回は50kmで600人である。不況の影響なのか、85kmから50kmになって魅力が半減したのか、または、昨年、一昨年と中止になったのが影響したのかわからないが、スタート地点は寂しいものである。
追い越すのが辛いので、スキーを比較的前の方においてスタート。最初は下りである。コースは積雪が多く、ストックが刺さって滑りづらい。また、抜こうとして脇を滑るとスキーも埋まる。それでもワックスは合っているようだ。
人も少ないので、10㎞地点くらいで空いてくる。無風であり、ワックスも比較的合っているため、1時間15分くらいで20km地点の遠軽の給食所に着く。トイレに行って、冷たい豚汁を頂いて再出発。
昔の85kmでは、遠軽を過ぎた当たりから、疲れが出てきてヘロヘロになるが、やはり50kmは違う。下流に近づくと風も追い風になってきたようで、さらに滑りやすくなる。
昔と違い、給食所の数、食事の種類も少なくなっているようだ。
そうこうしているうちに、湧別川を折り返して中湧別の街に入る。「あと7km?」という表示があってふと疑問に思う。昔の感覚では五鹿山のスキー場の登りを終えて、ゴールが近いはずだったが?しばらく滑ると、街を過ぎて、小さい沢沿いの畑地に入っていく。これが登りで、しかも逆風である。登りが延々と続き、しかも終わりが見えない。しばらく登って、やって折り返して下りに入る。そしてやっと、五鹿山スキー場の登りである。
そしてゴールである。ゴール地点も人も少なく寂しい。ゴール地点でうどんをごちそうになる。うまい!ちかくのチューリップの湯に入って、17時頃、出発して帰札しました。
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