平成20年(2008)2月10日(日)札幌国際スキーマラソン(50km)札幌ドーム:スタート・ゴール 記録4時間42分25秒
この大会は、確か平成5年頃に出て以来、約15年ぶりの出場である。起伏が激しい難コースで有名だが、自分はその時、約6時間もかかってヘロヘロでゴールした記憶がある。
長距離は、最近では昨年の北海道スキーマラソンの30kmであるが、50kmもの長距離は久々である。今年は滝野公園で3回ほど練習しているし、大会も今シーズン2回出場しているので、何とかなるだろうと思い、出場した。
前回10年以上前の時と違い、札幌ドームで受付等を行い、スタートは700mほど離れた北海道農業研究センター横の恐らく試験ほ場である。北農研センターの施設を見たが、我が道立のモノと違い、施設数も多く、何とはなく立派だ。金がある感じ。そういえば、現場の作業員の一も我が道立と違い潤沢にいたことを思い出す。
それはそうで、スタート地点である。本日は快晴で絶好の天候である。近くに藻岩山、砥石山、遠くに札幌岳、増毛連山などが見える。
今年からスタートは、レベルで2つに分けるということで自分はもちろん、遅い方のスタート。しかし、前から2番目である。
9時にスタート。最初は緩い登りが続く。自分は先頭集団で大丈夫かなと思ったが、案外ついていける。しかし、またいつもの悪い癖が出て、10分程度後たってオシッコがしたくなり、コースに戻るとまた大部後ろの方になってしまった。長丁場だからまあいいかと思い、歩を進める。
自分の場合、登りで結構抜く。しかし、下りが怖く、ボーゲンで降りるものだから、集団の中で最後まで待っていて、滑っていても、結構抜かれる。今後、タイムを良くするためには、心肺機能だけでなく、下りの技術も必要だ。
31km地点の白旗山競技場までは、少し疲れたが、あっという間に着いたように思う。ここでオシッコをして飴をなめて出発。さてここから少し疲れてきた。ちょっとの登りでもバテてくる。でも、できるトコトコ歩きをしないで、限りスキーを滑らせながら登ることに心がける。40km位までは川沿いの小さな起伏を進むが、これが結構辛い。これで登は終わりかなと思ったが、42km地点でとてつもない上り坂が待っていた。みんなトコトコ歩きで登っている。自分もそうなってしまった。しかもへばって休んでいる人が多い。自分はトコトコ歩きではあるが、何とか休まないで登れた。それにしても長い。ここは多分北農研センターの畑側の一番高い山と思う。ここからは下りで楽だ。景色もすばらしい。下りで漕がなくて良いので、滑りながらカメラで写真を撮った。こんなことをしているのは自分くらいだ。北農研センターのほ場内を走った後、ドーム横のゴールにゴール。ゴールでは、職場のクロカンスキー同好会のメンバーが待っててくれた。タイムは自分としては上出来の5時間を切った。
課題は、自分としては登りで体力があるので心肺機能は大丈夫だが、下りの技術、そしてワックス技術である。ゴール後に同好会の技術顧問に効いたが、ワックスがいいとこの大会では2~30分は違うとのこと。次の目標は3時間代だ。
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