厚床フットパス

平成20年（2008）11月23日（日）　根室フットパス（厚床フットパス）　伊藤牧場13:55→厚床駅14:35→伊藤牧場15:20　

　根室フットパスの２カ所目、少し疲れているが厚床パスの出発点、伊藤牧場に向かう。自分がいた1０年以上前の景色とは様変わりし、酪農喫茶になっている。
　酪農喫茶Ｇｒａｓｓｙ　Ｈｉｌｌに車を止めて出発。店の人に聞くと浜中方面の牧草地は迷いやすいとのことだが、疲れている体に鞭打ち、１周約１０ｋｍなので浜中方面から逆時計回りで向かう。
　ゲートを通って一つめのキッシングゲートをとおり、牧草地の中を行く。地図によると少し左に回りながら二つめのゲートに向かうのだが、これが左に曲がりすぎて牧草地の奥、沢の近くまで下ってしまったのだった。引き返そうかと思ったが、まだ日も高いし牧草地内をウロウロして二つめのゲートを探すことに。一旦戻ってまた歩いてようやく見つけた。二つめのゲートから三つ目のゲート、殖民軌道跡は何とかなった。殖民道道とは昔、線路みたいなのがあったのだろうか。
　築拓キャンプ場や見晴台はあきらめて、国道に向かう。国道に出て厚床駅・市街に向かう。寂しい町だ。地図によると厚床駅から明治乳業の工場の脇を通るようになっているが、これがまた迷った。本来なら線路の直ぐ脇の草の道を行くのだが、途中まで舗装道路をそのまま行ってしまったのだ。これも数百メートル引き返すことに。線路脇の道を行くと明治乳業工場の敷地内を通って東に向かう。そして国道４４号線の高架下を通って、北上する。標津線の跡だ。標津線からまた林の中に入り厚床苗畑事業所跡を通ってまた、標津線に戻る。しばらくすると鹿の大群が目の前を通った。びっくり。そしてまた、線路跡をはずれて広大な牧草地へ。
　牧草地の丘に向かうが、夕日がキレイだ。丘に立つ。風蓮湖の方や武佐岳も見える。素晴らしい景色だ。そこで一頭雄鹿が現れて走っていく。しばらくたたずんで、伊藤牧場に帰る。
　喫茶店の横に行くと、昔根室に住んでいた時代の知り合いがいるではないか。少しお茶を飲んで話してから弟子屈に戻る。