無意根山

山登り

平成21年(2009)5月2日(土)
0815 旧スキー場
1100 頂上
1120 頂上出発
1345 旧スキー場

 今年のゴールデンウイークは家族でどこにも出かけないことと、根室から親戚が来たため、自分はフリーに。恒例の山に行くことにする。最初は先日途中断念した春香山にしようかと思ったが、急遽、昔山スキーで登った、無意根山にすることに。天気予報は快晴でばっちりだ。
 豊羽鉱山入り口以降、立ち入り禁止になっているが、無視して入り、少し迷ったが、旧スキー場にたどり着く。先着は1台だ。
 スキーを装着して出発。すぐに先発のグループに合流し追い越す。函館から来たそうだ。これにより自分が先頭になる。高度を上げると定山渓天狗岳、余市岳、羊蹄山、ニセコ連峰などが見えてくる。多分先日のものと思われる踏み跡を忠実にたどる。1時間半ほどで千尺高原にでる。正面に無意根山がそびえ、大パノラマだ。踏み跡が薄くなっているが、どんどん向かう。傾斜はそれほどでもないので、きつくはない。
 頂上に近くなると雪庇をよけるとともに、ハイマツの中を行くためスキーをデポして、ツボ足で登る。10年ほど前の同時期に来たときは、頂上にも雪があったと思うが、頂上は雪がなくなっている。やはり温暖化なのだろうか。頂上でおにぎり、パンを食べた後、スキーで下る。途中、数パーティーに合う。あっという間に千尺高原まで下る。
 さて、ここからが失敗であった。豊羽鉱山に戻るためには、途中で左に曲がって尾根沿いに進むべきだったのだが、直進して長尾山に行ってしまったのだ。しばらく進むと踏む後もなくなり、見慣れない景色に。これはやばいと思い、戻って薄別コースから来たパーティに地図のコピーをもらって、道を尋ねて再出発。再び迷う。訪ねた人が高温で踏み跡も無くなっているということも信じて、またしても長尾山を戻るべき尾根と間違っていたのだ。今度は少し下りすぎでしまい。またやばいと思い、無理しないで引き返すことに。千尺高原に戻って、他のパーティと合流することに。20分ほど待つと、男性2人組が下ってきた。道を聞くと、豊羽鉱山に戻るという。ラッキー、助かった。一時はビバークするか、薄別コースに戻るかとも思ったのである。後ろに続くと大部、来すぎてしまったようだ。
 今度は、踏み跡が沢山ある。今度は安心だ。長尾山を見ると北斜面がすっぱり切れ落ちている。危ない危ない。訪ねた二人組は途中で飯のようなので御礼を言って下る。
 下る途中途中で、ピンクテープも随所にある。そういえば、迷ったときはパニックになって、ピンクテープもあるべきだということも忘れてしまった。本当に山は侮れない。今度は地図、コンパスも必要かも知れない。また、できれば複数人数の方が良いと痛感した。景色はよかったが、冷や冷やで疲れた山行でした。

 

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