札幌市中央区山鼻 東宮殿下行啓記念碑
令和3年9月1日(水)15.5km 2時間29分
「歴史のあしあと 札幌の碑」さんに掲載されていた、標題の碑を探索しに行くことに。同所は南21条西10丁目にあるが、当初間違っていて石山通の反対側の西11丁目近辺を彷徨い、住宅建設が進んでいたため、取り壊されたかとあきらめたが、よくよく住所を見ると1丁間違っていて、見つけた時は感動した。
同所は、天台宗比叡山延暦寺派太子寺であるが、公民館のようなお寺であり、駐車場の一角に石碑が建てられていた。
頂上部分が三角形になった自然石で造られた石碑が東宮殿下行啓記念碑であり、上部に「東宮殿下行啓記念」と彫られており、その下には多数の氏名が刻まれている。
写真を撮るのを忘れたが、右側面には「明治四十四年八月二十七日」と刻まれているそうだ。
ちなみに「東宮殿下」とは、皇太子のことであり、明治時代なので、後の大正天皇の明宮(はるのみや)嘉人(よしひと)殿下のことであろう。
なお、その碑のとなりには、お願い水掛け観音があり、龍の口から水が出ていた。とても縁起がよさそうだ。
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