平成19年(2007)5月3日(木)
08:30 摩周第一展望台 出発
09:25 摩周湖683ピーク
10:30 摩周第一展望台 到着
GWは家族旅行で、滞在先はカミさんの実家が所有している屈斜路湖和琴半島の別荘。昨年の夏に別荘を訪れた際、ついでに藻琴山に登ったのだが、今回もどこかの山に登ろうと計画し、手頃?な摩周岳をターゲットにする。
別荘には、前日の夜に到着し、温泉に入った後、義父と日本酒「北の勝」を痛飲。次の日は二日酔いだが、別荘を8時に出発し、摩周の展望台をめざす。
展望台手前で、鹿の群れを見つけました。昔根室に住んでいた頃は、よく見かけたので、懐かしい。
そうこうしているうちに展望台に到着。到着するとたくさんの駐車場係員がいる。駐車料金410円だと。高い!!! まあ、こうした環境を守るためには仕方ないと思いつつ支払い。登山者用の駐車場に駐車する。係員のおばちゃんに山に入っている人はいますか?と聞くと、何人かはいるが、雪が多く引き返しているという。当日は、天候も回復基調にあったが、風が強く、少し雨も降っていたため、少し心配になったが、何とかなると思い、駐車場を出発。
湖畔の稜線沿いの雪の上を歩いていきます。雪はしまっており埋まりません。しかし、途中には鹿の食害の跡と糞が多い。国立公園なので駆除されていないから、個体数が多いのだろうか。
登山道は見えず、先に歩いた足跡もなく、心配になるが、湖畔沿いを歩けばよい。
30分ほど歩くと、沢を越えて登りになっていく。ちょっとしたピークに向かっているようである。しばらく登るとピークに登り切った。展望が開けて、西別岳、根釧原野などが見渡せる。看板が落ちていて、摩周岳4km、展望台3kmと書いてある。道のりの約半分程度まできたようである。しかし、ここでルート確保をどうしようか迷ったのである。湖畔沿いに最短距離で摩周岳に向かうと大きな沢を越えなければならないし、一方で、尾根沿いを向かうと西別岳方面に大きく迂回してしまい、どっちに行ってもつらそうなのである。また、夏道も見えないし、人もいないので、迷わないためにも、ここで引き返すこととした。引き返しながら、一応頂上らしいピークも制覇したしと自分を納得させた。また、慣れない長靴で登ったため、靴づれがひどくなってきて、無理しなくて良かった。しかし、帰路に向かうと、天候が大分よくなってきて、やはり少し残念。摩周岳は今度、夏にしよう。
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