令和6年(2024)12月16日(月) 宮の森~北24条~麻生~新琴似神社(北海道札幌市北区新琴似八条三丁目1番6号)~琴似 14.2km 1時間52分
新琴似神社の石碑の最後は馬魂碑。昔の開拓の際には、馬が必須であったが、家族同様に愛され、各地に馬頭観音があるが、ここは馬魂碑で、他の地区の馬頭観音よりも立派で、書かれていることが多かった。
【馬魂碑】
正面に上記のとおり刻まれ、「建設者 新琴似部落會 新琴似青年會」と刻まれている。はめ込まれた金属板には、「燕麦や 屯北に 鎮む 蹄跡」の句が記されている。背面には、「大正八年八月一日」と刻まれ、上段の棹石の左側面には「奉納者」1人と「世話人」5人の氏名が刻まれています。また背面には、「昭和61年5月20日修復 新琴似開基百年記念協賛会」と刻まれていた。左側面にはめ込まれた金属板には、「ここに 新琴似開基百年行事として開拓及び営農に常に家族の一員として大きく農家経済を支えてきた名馬・愛馬を本碑に懇ろに合祀し鎮魂するものである 昭和六十一年五月十五日 馬魂碑合祀実行委員会 会長」と記されていた。
【説明板】
新琴似の馬魂碑 この馬魂碑は、大正8年(1919年)に光明寺境内(新琴似7条1丁目)(に)建立されたが、昭和50年(1975年)に新琴似神社境内に移された。開拓時代、その家の手足となって働いた農耕馬を供養するためのもの。当時の主な農家は、自分の愛馬を弔うため、それぞれ自分の農地の片隅などに建てたりしていたが、これを総括し「馬頭観世音」として奉置したものである。
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