大覚寺・開基大嶋金蔵翁頌徳碑

寺社

令和7年(2025)3月22日(土) 北海道札幌市東区北10条東11丁目

 ランニングサークルの練習会で、北大構内の周回から外れて、東区の大覚寺を走って訪問することにした。ここは何度も訪問しているが、歴史の足跡札幌の碑さんから、境内に石碑があることがわかり訪問してみた。

【大覚寺・開基大嶋金蔵翁頌徳碑】
 石碑には上記のとおり刻まれており、その下に説明板がはめ込まれていた。「流芳民載」、「翁以嘉永五年十月十日生于新潟縣頚城郡金谷村父称八右衛門明治十七年三月渡道從事受負業仝三十九年營酒造業至今日翁真贄公明謀事必達郷党德之以故自幌都開發之始政治宗教社會公共之事無不總于與皆被推為一方之重鎮就中定山渓鉄道之有今日全竢翁之専心努力所人之敬服也翁復任侠為公私義捐不遑枚擧殊大正四年以來喜捨十數萬之巨資創剏大覺精舎今日所以為輪煥之〇者殆翁篤信之發露也〇記其徳行傳不朽云銘曰 公明貫一生臨時絶〇情萬里一條鐵驀進大覺城 昭和二年十月 中央文英篆額 大覺現住全籌謹誌」

AIによる訳。「翁は嘉永5年10月10日に新潟県頸城郡金谷村で八右衛門の子として生まれ、明治17年3月に北海道へ渡って請負業に従事し、明治39年から酒造業を営み、誠実で公明正大な人柄により郷里の人々から信頼され、幌都開発の初期から政治・宗教・社会・公共事業に広く関わって地域の重鎮とされ、定山渓鉄道の発展にも専心努力を尽くして人々の敬服を集め、義侠心に富んで公私にわたる寄付は数え切れず、特に大正4年以降は十数万円もの巨額を喜捨して大覚精舎を創設し、これは翁の篤い信仰心の表れであり、その徳行を後世に伝えるため、昭和2年10月に中央文英が篆額を揮毫し、大覚の現住者・全籌が謹んで記した。」

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