釧路市阿寒地区

廃線・廃駅

令和5年(2023)8月19日(土)11.5km 1時間38分

阿寒支所~阿寒国際ツルセンター~道の駅阿寒丹頂の里~湧別鉄道記念碑(阿寒駅)~阿寒神社

 根室市に向かう途中、阿寒地区を走ることにする。阿寒支所に車を停めて少し遠いが、道の駅まで走る。国道を北上し、道の駅の向かいが阿寒国際ツルセンターであった。たくさんの石碑が鎮座していた。

【皇太子殿下御歌】・・・(表面)「大空に舞ひ立つ鶴の群眺む 幼な日よりのわが夢かなふ」 加藤秋霜謹書。(裏面)「碑文 平成三年三月 タンチョウの里を御訪問された皇太子殿下は雪原に舞う優雅な鶴の群れを観察された深い印象を御歌にされ平成五年歌会始めの儀において朗詠されました このたひ町民の永年の悲願であった鶴の保護研究と自然保護と自然保護教育の拠点施設となる阿寒国際ツルセンターの完成を記念して御歌を永く保存するためタンチョウ愛護発祥の地に御歌碑を建立するものであります 平成八年四月建立 阿寒町」

【種選り 猪狩満直】・【萬葉歌碑】・・・これらはよくわからなかったので略。

 道の駅に寄った後、同じ道を戻り阿寒市街に戻る。グリーンベルト、おそらく雄別鉄道跡地を辿ると「雄別鉄道記念碑」があった。

【雄別鉄道記念碑】・・・(表面)標題のとおり刻まれ、車輪の図が刻まれている。(裏面)「建碑之由来 雄別鉄道は千石不斧の森林を切り開き大正十二年一月釧路阿寒雄別炭山を結んで開業爾来陽光に映える秀峰阿寒の双岳を望み石炭を中心とする産業に寄与しまた住民の足として親しまれ走り続けること半世紀、地域文化の高揚経済の発展にその使命を果たしたのであります。しかし石炭が石油にその座を譲るエネルギー革命には抗しきれず昭和四十五年四月十五日雄別炭鉱と運命を共にその雄姿をこの地から消したのであります。以来星霜十年この機に有志の協力を仰ぎ誇り高き栄光の史跡を碑石に託し、ここに記念碑を建立する。昭和五十五年五月三日 雄鉄事業閉鎖十周年 記念行事実行委員会」

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