むかわ町宮戸の石碑等

基盤整備記念碑

令和7年(2025)11月3日(月祝)むかわ町宮戸

 むかわ町市街から平取町に抜けるため道道74号線に入り、高速道路をすぎたあたりの川東第1集落センター及び稲荷神社があるところに、石碑があった。

【関農場開放記念碑】
 石碑の正面に上記のとおり刻まれ、裏面には次のとおり刻まれていた。「碑文
 旧地主 関直右衛門翁 翁は、明治六年秋田県湯瀬に生れ、鵬志懐き同三十四年渡道し、造材業を営み、傍当町に千余町歩の農場を有す。百余名の子作者に対し、明治六年並びに同十九年全地解放をなし、自作農創設せる高恩を表せる。
 開拓功労者 牧田耕三氏 氏は、大正九年関農場総監督として、岩手県盛岡より生田に入地、爾来、日夜浸食を忘れ場民を鼓舞激励、只管、開墾事業に尽瘁せり。
 同功労者 根本笑喜氏 氏は、明治二十年秋田県曙村に生れ、大正十年当農場監督として渡道、入地翌年同郷の志を呼び、曙部落を創立す。部落部長の重責に就かれ、全く狐狸横行せる未墾の地を、今日豊穣肥沃の美田と化し、且又自作農創設に伴い、附帯地を昭和七年曙牧野組合を設立し、人畑漸く豊かならんとするは、氏の生涯を賭しての献身的尽力の賜なり。茲に氏の功績を表せり。
 昭和二十九年四月吉日之建 建設委員(略)」

【農魂】
 自然石に上記のとおり刻まれその下の碑文には次のとおり刻まれていた。光の関係でよく読み取れない。「曙地区農業構造改善事業 昭和四十一年度計画 昭和四十二年度着工 昭和四十五年度竣功 受益面積1013ha、受益戸数23戸 事業費(不明)、事業種目 区画整理、かんがい排水、暗渠、客土、換地、区画整理確定測量、トラクター、コンバイン」
 裏面には「昭和四十五年九月四月之建 むかわ町長 門山義雄謹書」

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