もしもがんを予防できる野菜があったら 「遺伝子組み換え食品」が世界を救う

日本書

令和4年(2022)6月30日

 そのような人を引き付ける言葉で、GM組み換えを推進するのはおかしい。

山根精一郎著

内容紹介
●スーパートマトで病気知らず 
●花粉症を治すお米 
●害虫に負けないトウモロコシ 
●青魚に豊富なEPA/DHAが大豆から摂れる…… 

実は日本人が世界一「遺伝子組み換え食品」を食べている? 
第一人者が教える、SDGsな食卓の未来 

【もくじ】 
まえがき 
●なぜ「科学者の心」を持つべきなのか? 
●新型コロナワクチンもiPS細胞も「遺伝子組み換え技術」 ほか 

第1章 誤解だらけの遺伝子組み換え食品 
●誤解1:食べるとがんになりそうで怖い? 
●誤解4:虫が死ぬ作物を食べて安全なわけがない? 
●誤解6:消費者や生産者の選択の自由が奪われてしまう? 
●誤解8:子や孫に影響が出るのではないか? ほか 

第2章 なぜローマ教皇は「遺伝子組み換え」を認めたのか? 
●遺伝子組み換え技術とはいったいなんなのか? 
●遺伝子組み換え技術に関するリスクはないのか? 
●世界中の研究者や公的機関が安全性を認めている 
●バチカンが「遺伝子組み換えで生産性を上げるべき」と表明 ほか 

第3章 遺伝子組み換え食品 世界の常識・日本の非常識 
●スーパーの納豆にはこんな表示がされている 
●なぜ日本では「遺伝子組み換え作物」が栽培されていないのか? 
●世界29か国で栽培され、栽培面積も増加し続けている 
●ウイルスに負けないハワイのパパイヤ「レインボー」 ほか 

第4章 もしもがんを予防できる野菜があったら 
●スギ花粉症を治すコメが開発されている 
●抗酸化力がある作物でがんを予防する 
●健康増進に役立つ「GMナタネ」や「GMダイズ」の開発 
●ゴールデンライスが貧困層の子どもたちを救う ほか 

第5章 「持続可能な社会」を作る方法 
●批判して一番得するのは誰なのか? 
●食料自給率37%の日本こそ「栽培先進国」に 
●地球温暖化でも作物がグングン育つ 
●温室効果ガスを減らす不耕起栽培ができる ほか
著者について
株式会社アグリシーズ代表取締役社長。1947年生まれ、東京都出身。東京大学理学部生物学科植物課程に進学し、東京大学大学院農学部植物病理学博士課程修了。1976年に日本モンサント株式会社に入社し、その後、遺伝子組み換え技術の第一人者として第一線で活躍。2002年から代表取締役社長に就任。2017年3月に退職し、同年4月に株式会社アグリシーズを設立。農業・食品・医療・環境などの分野に遺伝子組み換え技術が持つ大きな可能性を感じ、遺伝子組み換え技術を通じて世の中に貢献し

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