令和2年(2020)1月19日
小口昭宣
筋整流法が伝える奇跡の伝統秘伝手技。
これは太氣拳の先輩が道場を開き、一度施術を受けていたのだが、根室市図書館で見かけ、思わず借りてしまった。
腰痛、肩こり、片頭痛が5分で消える。腱を引いて筋肉を正常な位置に戻し、神経、血管、リンパ管の圧迫をとって、各種不定愁訴を瞬時に解決するもの。
日本に古くから伝わる民間療法で、柔術家が伝えてきたという。小口先生の師は柳生心眼流の相沢富雄氏だという。
自分はとても気に入っているのは、武術から派生した手技ということのみならず、口伝の古式腱引き療法から、10日間程度の講習で誰でも身に付けられるとのことである。
柔道整復師や鍼灸師、医者等の医療関係者になるには何百万円、何千万円かかるかわからないが、この手法はそれより格別に安い。
手技の手法はまだ難しくてよくわからないが、一人で実施する筋整流法体操がある。太氣拳と結構共通しており、個人的にもひざ痛に悩む自分にも役立つと思い転載したい。
【スパイラル運動】
足から首までのインナーマッスルを直接動かす運動。体を大きく動かす主筋肉は使わないが、体のバランスをとりながら、足の指の曲げ伸ばしをすることで、足から首までのインナーマッスルをストレッチする。
(方法)
1 平らな床の上に身体全体の力を抜いた状態で立つ。
2 足の指の曲げ伸ばしだけで1m前に進む。
(効果)
・ この運動の前後で、柔軟性が増す。前屈がしやすくなる。
・ ぎっくり腰や肉離れの予防。それらは脳から筋肉の指示の通信障害。インナーマッスルを鍛えることで、主筋肉を補佐する効果がある。
・ダイエット効果。むくみをとる。
【丹田呼吸】
丹田呼吸でゆっくり息を吸い、吐くことで横隔膜が下がり、内臓に刺激が送られるとともに、血液の循環が促進。
(方法)
1 両足を平行に肩幅程度に開いて立つ。
2 ゆっくりと息を吸い込み、その空気が丹田に向かって降りていくように意識する。この時に胸をできる限り動かさず、横隔膜をしたに下に引き下げるようにイメージする。吸い込んだ息が十分お腹に溜まっていくイメージ。
この呼吸を1分で3回を目安に実施。
(効果)
・内臓機能の強化。内臓が刺激され消化促進。食事の後に行うとカロリー消費が上がる。
・血液循環促進。横隔膜が動き血液循環が促進し、筋肉内に溜まった老廃物排出が促進され、疲労回復。
・精神安定。1日の中で丹田を意識する時間が増えるに従い精神が安定する。重心が安定し、言葉通り地に足が着いた状態を維持。自律神経も安定し、考え方が前向きになる。
【開胸運動】
文字通り胸を広げ、肺を広げる効果がある。丹田呼吸のように深く息を吸い込む。
(方法)
1 両腕を体の横で肩の高さで、水平になるまで上げる。
2 一瞬で力を抜いてバタンという感じで腕を落とす。
(効果)
・血流の向上。一瞬で脱力することで、体の緊張がほぐれて血管にかかっていた圧力が取り除かれる。
・気分が明るくなる。酸素を取り込む量が増えると、血液中の酸素量が増え、脳にも十分な酸素が供給される。くよくよ考えることが少なくなり、気分が明るくなる。
・疲労回復。脳の活動が活発になり、体中の疲労の蓄積に対して、脳が活発に改善指令を発する。特に腱調整の後にこの運動をすることで、指令の伝達はよりスムーズに行われ、疲労回復が促進。
【膝の屈伸運動】
これは膝を痛めている自分にとってとても参考になった。自分の場合、ヒンジ構造である膝をすこしねじれて動かしてしまうからだ。
膝を曲げ伸ばしするだけで膝の血行がよくなり、老廃物が排出される。膝の曲げ伸ばしで、腰、膝の腱がきちんと骨の窪みに収まる。パキッと音がするのはその証拠。両足を平行にするのは、筋肉がらせん状につながっているのを維持するため。年を取って、筋力が弱まるとこの巻きが緩んでバネの力が弱くなり、ガニ股やO脚になっていく。
(方法)
1 足を平行にして立つ。両足は拳一つくらい開く程度。
2 膝を前を出すように屈伸します。膝が開いたり、閉じてしまったりせずに、真っすぐ前に向かって曲げるのがポイント。この屈伸運動を5~10回ゆっくり繰り返す。
(効果)
・ 足の疲労がとれる。
・ 自分で腱(筋)の調整ができる。
【肩・首のこり除去体操】
腕の屈筋・肩・首の腱が伸びて血管が広がり、栄養や酸素が運ばれ、老廃物や疲労物質が排出されます。
(方法)
1 自分の後ろに柱・棒など固定されたつかめるものを使い、後手に柱。棒などを親指を上にして肩の高さでつかむ。
2 身体を横に向けるように腕と鎖骨から胸の筋肉を伸ばす。肩の高さで肩・首の腱が伸びたと感じたら。
3 ゆっくり膝を曲げながら身体を沈める。
(効果)
・ 肩・首の状態が脳に伝わり、不都合な箇所があれば、脳から修復の指令が各部分に伝わる。
・腱を伸ばすことで、筋肉の位置調整が進み、、血液が流れやすく、栄養や酸素が送られると同時にリンパの流れがよくなり、老廃物や疲労物質を回収・排出する。
・寝違いなど首の回転不全に特に有効。
【立ち上がり運動】
立ち上がるという単純な運動をゆっくり確認する。ぎっくり腰で立ち上げれなかった人もこれで確認する。
(方法)
1 正座で座る。正座ができない人は四つん這いから。
2 膝立ちになり腰を入れる。
3 右足を前に出し膝を直角に曲げる。このとき腰が下がってしまわないようにいれたままで。
4 前に出した右足に両手を当てて全体重の支えを右膝に。片足で立ちあがるイメージを膝を伸ばしながらその動きに合わせて左足を伸ばして立ち上がる。
5 逆もやる。
(効果)
・立ち上がりプログラムのリセット。立ち上がりに必要な筋肉の緊張が解け、直立筋を中心とする硬直が解ける。
・バランス感覚の改善
【歩行運動】
無意識に歩いている動作を正しくする。悪い歩き方は体のひずみを生じる。
(方法)
1 両足は左右平行にして立ちます。
2 足の母指丘に導かれるように真っすぐに踏み出す。
3 足の親指と踵の線が平行になるように足を出して歩く。
(効果)
・ X脚、O脚の改善。


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