藻岩山(531m)令和2年(2020)12月27日(日)
家~慈恵会病院コース~藻岩山~旭山公園コース~円山西町~家
9時スタート 14.8km 2時間53分
昨日土曜日は夕方から休日出勤、22時まで仕事の後、25時まで飲んでしまい、朝は寝坊したが、起きると晴れているのではないか。これは外に走りに行かねばならないと思い、藻岩山まで走って登って、往復することにする。
慈恵会病院コースから登り、しばらくすると進駐軍のスキー場のリフトの台座跡があった。ここは以前から気になっていて、戦時中の砲台の台座かと思ったが、スキーのリフト台座だったのだ。以前はなかった説明板もある。
【説明板:日本初のスキーリフト跡地】
1946年(昭和21年)、日本で初めてのリフトを備えたスキー場が、この藻岩山の北斜面に設置されました。当時のスキーリフトは、現在の水道局浄水場近辺を乗り場としており、リフトの全長は983m、支柱11基、二人乗りの搬器44戸が取り付けられたものでした。当初、進駐軍専用として開設されたこのスキー場は、貴重な天然林の保全を図るため、その後使用禁止となりましたが、現在もこの場所に、スキー場の山頂原動やステージ(降り場)の基礎部分が残っています。
どんどん歩みをすすめ、馬の背に到着。この夏に藻岩山にも熊が出没しているようだ。藻岩山山頂には登山口から約45分で到着。藻岩山観音奥の院の説明板も以前なかったが、掲示されていた。この祠は明治14年に設置された由緒あるものとわかり、歴史を感じる。
【説明板:藻岩観音奥乃院(浄土宗観音寺奥乃院)の由来概要】
奥乃院の歴史は小さな「ほこら」から始まった観音寺の歩みそのもの。明治14年、北辺布教に心を燃やした東京重願寺の大谷玄超上人は、札幌に浄土宗新善光寺を開山し、更に住民から霊峰として畏敬されていた藻岩山に西国33観音像の安置を思い立った。明治18年、札幌県令から山道開削、観音像安置の認可を受けた上人は檀信徒の協力奉仕によって人跡未踏の樹海に現在の登山口から頂上に至る3.5kmの山道を開設し、翌19年6月1日には第一回目の山開き大祭を奉修。当時はぶどうのつるや木の枝を頼って人一人が通れる山道に過ぎなかったが、昭和7年に道幅拡充、傾斜も緩やかにした。
観音像は山道を運ぶのが困難なため見送られ、絵図を33か所の樹木にかけて礼拝した。
明治34年、二代目住職林玄松上人は、山麓に観音堂、山頂に一坪の石堂を建立。1番観音像は打ち止め像、33番観音像は境内に、2~32番は山道沿いに安置した。昭和48年六角堂として再建し、奥の院として、「竜頭観音石像」を安置した。
帰りは旭山公園コースを走り、家まで帰った。
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