北越殖民社農場開基百年記念

石碑等(開拓記念碑)

令和2年(2020)8月2日(日)浦臼町内

浦臼町のチャシを訪問後、「北越殖民社農場開基百年記念碑」を訪問。

【北越殖民社農場開基百年記念碑】・・・「平成五年六月十五日建立」。説明板には次のとおり記されている。「特異な歴史を持つ樺戸の開拓」「晩成内地区の開拓は、明治26年に土地貸し下げの許可が下り、27年から開墾を進めた北越殖民社晩成内農場の設置に始まります。平成5年に開基百年を迎え、これを記念してここに碑が建立されました。北越殖民社は、明治19年に創設(長岡)され、北海道では20年に月形の知来乙に土地の払い下げを受け自営経営を試みており、その後、23年に江別に入植し開拓を始めています。ここ晩成内は、他に岩村農場、宇津木農場、久々津農場が開拓の基礎を築き、それぞれに顕彰等の記念碑が建立されています。北越殖民社の初代管理人である関谷才五郎は、積年の石狩川の氾濫による水害から農場内に自生する桑の木に着目し養蚕を勧め、併せて水害に強い藍や菜種の栽培を奨励した。特に、養蚕に関しては、聖園農場の養蚕伝習所の教師であった田村忠誠氏の指導・普及もあって、浦臼での養蚕業は益々進み、北海道一と言われるほどになっていった。なお、田村忠誠氏が東京養蚕業試験場を参考に浦臼で建てた<蚕種製造所>は、現在、「北海道開拓の村」に移築・保存されています」

その隣には「康済」の石碑があったが、何の意味か分からない。

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