令和2年(2020)7月23日(木祝)
奈井江町(奈井江大橋の東側) 伊達邦直公上陸の地
奈井江町から浦臼町に向かう途中、石狩川沿いに伊達邦直公上陸の地碑があった。石碑の正面には「伊達邦直公上陸の地」と刻まれ、横には「奈井江町開基八十五周年、同町三十周年記念事業としてこの碑を建立する。昭和四十九年三月十三日 奈井江町長」と刻まれている。説明板には次のとおり記載されていた。
「仙台藩岩出支藩主 伊達邦直公は、明治維新新戊辰の役(1868年)で朝敵として敗れ、新天地を求めるため蝦夷地開発を決心し、明治3年5月9月空知の土地踏査のため、石狩川を舟でのぼり、現在の道道奈井江浦臼線の吾妻橋の南200m地点に上陸し、この地に境界線を立てました。
5日間の調査の結果、土地柄としては肥沃の地ではあるが、石狩川河口より遠く水路を運輸するには困難であると判断し、この地の開拓をあきらめ当別に入植しました。
この石碑は、奈井江川築堤工事にともない昭和49年5月に町開基85周年、開町30周年記念事業として現在地に建てられたものです。
平成2年9月 開基100年記念事業 奈井江町・奈井江町教育委員会」
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