チンギス紀 十一 黙示

日本書

令和5年(2023)7月13日

北方謙三 著

チンギス、ついに梁山湖へ。
そこは、吹毛剣を持つ男が「替天行道」の旗を受け継いだ場所だった。

チンギス・カンは、弟や息子たちと共に金国に大軍で遠征し、攻城戦をおこなっていく。対する金国は、定薛を総帥とする防衛軍を組織し、福興が軍監に就く。ホラズムの皇子ジャラールッディーンは、ジャムカの息子マルガーシらと共にサマルカンドに戻る。マルガーシはアラーウッディーンに謁見を果たした。そしてチンギスは任城に進軍した際、旗を出さずにある場所へと向かう。そこにはかつて漢たちが集まった湖寨があった。好評第11巻。

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