令和4年(2022)8月4日
サーミナラ ジナ著
ウィスコンシン大学で心理学を専攻、哲学博士の学位を得る。その後ローマ大学、ウィスコンシン音楽学校、一般意味論研究所を経て、カリフォルニアで専門分野の私塾を開き、心理学、意味論の研究、講義、著述に従事した。米国内を始め、ヨーロッパ各国、日本などで講演を行った。エドガー・ケイシーの転生に関する著書など3冊執筆。1984年死去
多賀瑛 訳
故人。津田英学塾を卒業後、多年心霊科学、超心理学の研究に従事し、心理学関係の翻訳を手がけた。本名・瀬川愛子
光田秀 監修
昭和33年、広島県生まれ。京都大学工学部卒。20歳の頃、エドガー・ケイシーの『転生の秘密』(たま出版)を読んで霊的人生観に目覚める。同大学院修了後、政府研究機関にて4年間勤務。以後ケイシーを中心に霊的哲理の研究・翻訳・執筆に専心。現在、日本エドガー・ケイシーセンター会長
この本は全ての人間が読むべき本だ。一番参考となるレビューを転載する。
エドガーケイシーのリーディングは1万件以上あり、その信頼性は長年にわたって検証されてきている。
いまさらリーディングを信じるか信じないか? などという疑問はナンセンスであり、我々はこの膨大な情報から謙虚に学ぶべきだろう。
ジナ・サーミナラは自身が心理学者であり、人生の機微への豊富な理解をもとに、輪廻転生という現在の人類には直接的な検証ができない領域(でありながら世界中で数千年も説かれ続けている重要な概念である)について、客観的な姿勢と的確なテーマの立て方によって、ケイシーのリーディングから素晴らしい叡智を引き出してくれている。
ケイシーのライフリーディング(クライアントの健康状態を読む場合はフィジカルリーディングといい、過去生からのカルマなどを読む場合はライフリーディングという)はまんま輪廻転生に関する情報であり、その数は膨大にある。その中には過去にアトランティス文明に転生していた人のケースがいくつもあり、それらの個々の情報を総合していくと、1万年前に消失したアトランティス文明についての矛盾のない年代記さえ描き出されていく。
本書では主に、個人の転生におけるカルマの働きを中心に、輪廻転生がどのような目的で、どのような形で行われているのかを解明していく。これにより、人生における問題の原因が、現在のこの人生だけに由来するわけではないことが理解され、それによって我々はどのような態度で生きていくべきなのかを深く学ぶことができる。自分自身の問題だけでなく、他者の置かれている境遇についても慈悲をもって受け入れるべきであることが大切である。


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