肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか 「糖質過剰」症候群II 

日本書

令和5年11月6日

清水泰行(しみずやすゆき)著

重症化・死亡率は、肥満で数倍に!

新型コロナより怖い「糖化パンデミック」――そのメカニズムと対策に迫る

【内容】

新型コロナウイルス感染症のパンデミックの裏には、実は糖質の過剰摂取が関係している。
糖質過剰症候群の代表である糖尿病・肥満の人を中心に重症者・死亡の割合が非常に高いのだ。
重症化の多くは血栓症によると考えられるが、糖質過剰摂取は血栓のリスクを高める。
さらに糖質過剰摂取による高血糖は免疫力を低下させ、炎症を促進する。

しかし新型コロナは恐れても、平気で糖質過剰摂取を行い、コロナ太りまで招いている。
肥満は重症化リスクを高くするのに、そこには恐怖を感じていないのは不思議だ。

新型コロナだけでなく、様々な病気の原因も糖質過剰摂取にあると考えられる。
本書では糖質過剰摂取が新型コロナを悪化させる原因、そして数多(あまた)の疾患の原因となる理由を、多くの最新研究を交えつつ詳しく伝える。

病気の「真の原因」は、根本まで追わないと見えてこない……

【目次】

はじめに

第1章 新型コロナウイルスパンデミックと糖質過剰症候群

第2章 糖化パンデミック

第3章 糖質過剰摂取と疾患の関係

第4章 糖質過剰摂取による有害性のメカニズム

第5章 世界の動き

おわりに

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